染谷将太さんが腰かけた、大崎のガードパイプ。品川が、ズブズブ溺れる「CODE」のロケ地に。

なんでも願いがかなうアプリ【CODE】をインストールし、半信半疑で願いごとを入れてみると・・・かなってしまった!びっくりしていると、「任務」が送られてくる。一見、簡単な任務。でも、制限時間内にやらないと「制裁」を受ける。その制裁も、最初はそんなに辛くない。ところが、それは徐々にレベルを上げていく。欲望につられて願いごとがエスカレート。その代償としての任務はきつくなり、失敗した時の制裁も大変なことに。3度失敗すると死の制裁が待っている。

CODE―願いの代償―」(NTV系、日曜日22時30分)は、大ヒットした台湾ドラマ「CODE 悪魔の契約」を原作にした、注目のクライム・サスペンス。今週もまた主演の坂口健太郎さんと〝悪夢〟に浸ってから眠りにつこうとした7月16日夜、その第3話で品川区でのシーンが登場したのでした。

あの大物が腰かけた手すり

坂口さん演じる二宮湊人は、神奈川県警暴力団対策課の刑事。鑑識課の七海悠香(臼田あさ美さん)と婚約し、妊娠も分かって、幸せの絶頂期にありました。ところが、ある鑑識の仕事で重大な発見をした悠香が、庁内のエレベーター事故で急逝してしまいます。エレベーターは、半年間、点検されていませんでした。

どん底に突き落とされた湊人に、大学時代の友人から連絡があり、【CODE】を勧められます。「悠香の声が聞きたい」との願いを入れると、ファイルが。それは悠香が湊人に宛てたビデオレターで、産婦人科で撮影した2人の胎児のエコー画像も含まれていました。

驚いた湊人。今度は、「七海悠香の死の真相が知りたい」とスマホ上で指が動きます。すると、メンテ会社の作業服を着た男が、事件当日にエレベーターに何か仕掛けをしている動画が。悠香は殺されたと確信した湊人は、ここから深みにはまっていくのでした。

そんな湊人に近づいて来たのが、フリーの雑誌記者・椎名一樹(染谷将太さん)。彼はハッカーと2人で、【CODE】を使うプレイヤーを追っている。第3話では、その一樹が相棒(ハッカー)と電話で話すシーンがあり、それが上記写真にある大崎駅近くでした。彼はこの辺りに車を止め、歩道の端にあるガードパイプに腰を下ろして電話をしていました。

あの大物俳優の染谷将太さんがここに。手すりには、まだそのオーラが漂っている感じです。

「トリリオンゲーム」にも登場した大崎

ところで、上記の写真に写る右側の円形ルーフに近づくと、こんな感じに。ドラマでよく見かける「アートヴィレッジ大崎セントラルタワー」です。昨年の夏ドラマ「競争の番人」(フジテレビ、月9枠)にも登場、2022.10.31のコラムでご紹介しています。

話は「CODE」に戻ります。大崎駅近くでの電話シーンの前に、一樹が「フジノ不動産」を訪ねるシーンがありました。湊人に【CODE】を勧めた大学時代の友人が勤めていた会社ですが、そのシーンのロケ地がここでした。
「フジノ不動産」の応接スペース

紫色の椅子、印象的でした。実はこの会社も大崎にあるのです。「住友不動産大崎ガーデンタワー」の12階、やはり不動産関連の会社です。