【しなにゃん散歩】防波堤が花畑に!しながわ花海道でしか出会えない景色

しながわ観光協会の公式キャラクター「しなにゃん」が品川区内の映画・ドラマ・CMのロケ地となった場所へ案内する「しなにゃん散歩」。

今回しなにゃんが案内してくれるのは、勝島運河沿いの静かな防波堤に「しながわ花海道」という愛らしい名前がつけられた花の遊歩道です。

春には菜の花、秋にはコスモスが咲きそろう、約2kmにおよぶフラワーロードです。ただ季節の花を眺めるだけでなく、地域の人たちが長年手をかけて育ててきた“まちの物語”も感じられる場所を、しなにゃんといっしょに歩いてみましょう。

勝島運河(品川区東大井1・2丁目)

東海七福神

最寄り駅は京急・立会川駅。改札を出て、まずは住宅街の細い道を歩いていきます。5分ほど歩くと、視界の先に緑がこんもりと続く土手が見えてきます。階段を上がると突然ぱっと視界がひらけ、勝島運河が姿を現します。

さっきまでの住宅街とはまるで別世界。水面がきらりと光り、船が静かに係留されている様子に、ふっと肩の力が抜けるような感覚になります。

目の前に広がる水辺の風景は、品川駅周辺の高層ビル群から、ほんの数駅離れただけとは思えないほどのどか。人通りも多くなく、聞こえてくるのは、風の音や水のさざ波、遠くを走る電車の音くらい。どこか懐かしさを感じさせる静けさは、まるで映画のワンシーンに迷い込んだようです。

しながわ花海道

しながわ花海道

しながわ花海道は、勝島運河沿いの防潮堤を舞台に、2002年から続く地域主導の緑化プロジェクトとして生まれました。  

中心となっているのは、周辺の商店街や町会の人たち。毎年種をまき、手入れをし、草を刈り、季節ごとの見ごろを整えてきた、いわば“まちぐるみの花壇”が約2kmにもわたって続いているのです。

しながわ花海道

春には一面に広がる菜の花、夏には太陽に向かって咲き誇るひまわり、秋には風に揺れるキバナコスモス。季節が変わるたびに表情を変え、歩く人の目を楽しませてくれます。

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また、防波堤上の歩道にはソメイヨシノが植えられており、桜の時期になると、頭上には淡いピンクの桜・足元には黄色い菜の花という、華やかな“二重奏”のような風景が楽しめます。

映像の2:59あたりに、しながわ花海道がでてきます

伊集院静さん原作の同名小説をもとに制作された、映画『駅までの道をおしえて』(2019年)の撮影では、主人公の少女と愛犬の回想シーンに桜並木が使われました。

桜咲く=出会い・別れの訪れを感じさせる、切ないシーンの演出に涙をさそわれます。

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しなにゃんが訪れた際の「かかしコンテスト」

11月に菜の花の種まきが終わると、春に向けて土の中で小さな命が育ち始めますが、その間、種を鳥に食べられないようにする対策も兼ねて、冬に「かかしコンテスト」が開催されます。

しなにゃんが訪れた際、ちょうど展示が始まっており、色とりどりの個性豊かなかかしが護岸に並んでいました。見えた分だけでもざっと50体以上!この中から投票により受賞作品が決まるそうです。

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しながわ花海道は、日常のなかで一年を通して季節の移り変わりを感じられる場所として、地元の人々にとっても大切な散歩ルートになっています。

大がかりな造園ではなく、「手の届く範囲で、できることを少しずつ」というスタイルだからこそ、きちんと整いながらも、どこか手作りの温かみが感じられるのも魅力です。

しながわ花海道
住所〒141-0011 品川区東大井2丁目(勝島運河沿い周辺)
交通アクセス京急線 立会川駅 徒歩5分
URLhttps://www.hanakaido.org/