今年の夏デートは大森でひんやり涼しく
今年も暑い夏がやってきました。こんな時期にデートをするなら、ひんやり、涼しげな場所に行きたいですよね。今回は、夏にオススメの大森駅周辺のデートスポットを1日コースでご紹介します。(2019.8.9公開、2024.9.18更新)
1. しながわ水族館で、おばけやしきとボトリウム体験!
まずはしながわ区民公園内にある「しながわ水族館」で待ち合わせ。JR大森駅から徒歩15分、京急本線大森海岸駅からは8分の場所にあります。
とはいえ、暑い季節に外を歩くのは大変……! そんなときは、JR大井町駅無料送迎バスやJR大森駅からの京急バスを利用しましょう。
公園内には、水族館のほかにも夏季限定の屋外プールやしながわこども冒険ひろばがあります。
外がどれだけ暑くても、涼しい室内で過ごせる水族館は、夏のデートにぴったりのスポット! 目にも涼しげな水槽の中で泳ぐ、色鮮やかな魚たちを見て癒やされましょう。
今夏のしながわ水族館の見どころは、生きもの図鑑などを手掛ける人気イラストレーターのぬまがさワタリさんによる解説イラストの展示。(2019.7.20~9.16に開催。現在は終了しております。)
かわいいイラストが、魚たちの驚きの生態を、ゆる〜く楽しく教えてくれます。こちらのイラストは、いくつかの水槽前に設置してあります。それを目的に館内を回るのも楽しそうです。
さらに進んでいくと、「ウワーッ」と書かれた何だか気になる「のれん」の部屋が見えてきました……。どうやら、お化け屋敷コーナーのようです。
水族館でお化け屋敷とは一体? おそるおそる中に入ります……。
水槽にはにょろりと動く生物が! よく見てみると……。
展示されていたのは、妖怪「ろくろ首」のように首が長い「ジーベンロックナガクビガメ」! こんなちょっぴり怖い、変わった生物を10種展示しています。ドキドキを味わいたいなら、ぜひのれんをくぐってみましょう。
夏休み期間は、「ボトリウム作り」のワークショップコーナーも。ボトリウムとは小さな容器を使ったオリジナルの水槽のこと。容器の中にカラーサンドやキラキラしたパレッドを重ねていき、水草や石をレイアウトし、魚を1匹いれたら完成!(ボトリウム作りワークショップは不定期開催。講師も変更となります。2024.9.18)
約1時間の体験コース。好きな砂や石を選び、並べていきます。小さなお子さんから体験できるそうなので、自分のセンスを信じて気軽にチャレンジしてみましょう。
教えてくれるのは、ボトリウム考案者で水草作家のてっちゃん先生です。この夏の思い出に作ってみてはいかがでしょう。
しながわ水族館 ・住所 東京都品川区勝島3-2-1(しながわ区民公園内) ・電話番号 03-3762-3433 ・営業時間 10:00~17:00(入館は16:30まで) ・休館日 公式ホームぺージよりご確認ください。 ・入館料金 大人・高校生=1,350円 小中学生=600円 幼児(4歳以上)=300円 シルバー(65歳以上)=1,200円
2. 水上レストランドルフィンで、しながわ沖の味を堪能
お腹が空いたら、水族館のすぐ近くにある水上レストラン「ドルフィン」へ。店内からは、しながわ区民公園の池を眺めることができます。
ガラス張りの開放的な空間です。
お昼ごはんに食べるなら「しながわ丼」(1,274円)がおすすめ。かつてしながわ沖で取れたという、アナゴ・アサリ・海苔を使っています。さっぱりとした味付けで暑い日にもぴったり!(現在は品川丼の提供はございません。2024.9.18)
ちょっと甘いものが欲しいなら、イルカのクッキーがかわいい「ミニパフェ ジャンピングドルフィン」(594円)をどうぞ。下がフレークのチョコ味になっています。ミニサイズで食べやすいですよ。
レストランドルフィン ・電話 03-3762-3440 ・営業時間 11:00~17:00(ラストオーダー16:30) ※土・日・祝日および春休み・GW・夏休み期間は予約不可
3. 暑い日は、ふわふわのかき氷を味わおう「ネコゴオリ」
続いて向かったのは「Tokyo Shave Ice ネコゴオリ」。隣にあるラーメン店の女将を務める矢嶋純さんが2019年3月に息子の蓮さんとオープンしたかき氷専門店です。大森駅からは徒歩8分のところにあります。
こちらのお店では、その時期の旬のフルーツを使ったかき氷が食べられます。今夏は桃やトウモロコシ、梨味のかき氷を提供予定だそう。
今日は「ハワイアンマンゴー」を注文。氷とシロップが何層にも重ねられていく様子は、見ているだけでも楽しいです。
氷は、数日かけて凍らせた純氷を削って使っているのだとか。トッピングのシロップや練乳も自家製というこだわりぶりです。
思わず写真を撮りたくなる美しさ! ボリュームがあって、最初は食べきれるか不安に思いましたが、ふわふわした食感で、あっという間に完食。頭の中もスーッと涼しくなりました。さっぱりとした甘味を感じたいならぜひ。テイクアウトのメニューもありますよ。
店内のところどころに、猫グッズが置かれています。かわいい空間でおいしいかき氷を楽しんでみては。
Tokyo Shave Ice ネコゴオリ ・住所 東京都品川区南大井6-11-10 ・電話番号 なし ・営業時間 Instagram、Twitterでご確認ください。 Instagram:https://www.instagram.com/necogoori/
4. 「キネカ大森」で、ソーダ片手に映画を観よう
デートの鉄板といえば映画館! JR大森駅近くにあるスーパー「西友」の5階にある映画館「キネカ大森」は、1984年にオープンした日本初のシネコンです。
2018年にはロビーがリニューアル! さらに居心地の良い空間に生まれ変わりました。今では珍しい旧作2本立ての名画座上映や、参加型の鑑賞イベントなど、さまざまな企画が行われています。
また、キネカ大森では、俳優の片桐はいりさんが主演を務めるショートムービー「もぎりさん」を、各映画の前に上映しています。そのキャラクターにちなんだ「もぎりさんのしゅわしゅわラムネ」(300円)を、夏限定で販売しています。さっぱりとした味でおいしい!
8月は、『E.T.』『ジョーズ』の二本立てや、新海誠監督の『天気の子』、韓国映画の『神と共に』など、気になる映画が盛りだくさん。詳しい情報はウェブサイトでチェックしてくださいね。
キネカ大森 ・住所 東京都品川区南大井 6-27-25 西友大森店 5階 ・電話 03-3762-6000
5. 1924年創業、「洋食入舟」でゆっくり会話を楽しんで
じっくり映画を観たら、そろそろお腹が空いてくるころ。大森に住んでいる方イチオシと聞いて向かったのが、「洋食 入舟」。1924年創業で、現在は4代目の松尾信彦さんがお店を切り盛りしています。
どこか懐かしい、落ち着く店内。営業時間中は、近所の常連さんでにぎわいます。
創業から基本メニューは変えず、常に良い食材を選ぶことでお店の味を大切にしてきたそう。
人気は、「天使の海老」を使った「海老フライ」(1,450円)。「天国にいちばん近い島」として知られる南太平洋のニューカレドニアでとれるため、天使の海老と呼ばれているそう。プリプリの身が詰まった海老に、サクサクの衣がたまりません!
食材にこだわりつつ、リーズナブルであることを徹底している松尾さん。「本当にこのお値段でいいの?」と思うほどお手軽なコース「入舟ミニコース」(2,370円)や「こだわり食材コース」(3.780円)もオススメ。
ゆっくりと会話を楽しみたいなら、こだわりの洋食屋さんでお食事してみてはいかがでしょう。
入舟 ・住所 品川区南大井3-18-5 ・電話番号 03-3761-5891 ・営業時間 11:30~14:00(L.O.13:30) 17:00~(品切れになり次第終了) 日曜・祝日の月曜定休
4つのスポットを巡りましたが、気になる場所はありましたか? ぜひ誰か大切な人と一緒に、楽しんできてくださいね。
執筆:松尾奈々絵(ノオト) 編集:鬼頭佳代(ノオト)
※価格は全て税込(掲載情報は2019.8.9公開時の情報です)