品川エリアのホットスイーツ5選
寒い日が続きます。そんなときはこころも身体もあったかくなる、ホットなスイーツを食べてほっとひと息、なんてどうでしょうか。今回は、品川区内にあるおすすめのホットスイーツのお店5軒を紹介します。(2019.12.24)
1. たい焼きのしっぽには秘密が…!? 「たい焼きCafe ダ・カーポ」(五反田)
五反田駅東口からソニー通りを歩いて7分のところにある「たい焼きCafe ダ・カーポ」。一見するとたい焼き屋さんとは思えない店構えです。
もともとはレコードと雑貨を販売していた「ダ・カーポ」。当時のご主人が病に倒れ、リハビリのために焼き始めたのが、たい焼き販売のきっかけなんですって。現在、オーナーは変わりましたが、その味は今もしっかり受け継がれています。
2016年には店内にあった雑貨売り場をカフェスペースへリニューアル。音楽を聴きながら、ゆっくり落ち着いた時間を過ごせます。
「あんこは十勝産を使っています。皮には玉子と砂糖を使っていないので、小さいお子さんからお年寄りまで、ご安心して召し上がっていただけますよ」とこだわりを語る店長の山代清夏さん。
「うちのたい焼きは、どうか頭のほうから食べてみてくださいね」と山代さんが一言。薄めの皮と甘さひかえめ特製あんの相性がばっちりの「たい焼き あずき」(200円)を食べ進めていくと、そのしっぽには、ちょっとした秘密が。
「お客さんに喜んでいただこう」と初代オーナーの遊び心で、こっそりしのばせたという「秘密」。その正体は、ぜひお店で確かめてくださいね。
桜や栗、抹茶といった期間限定のたい焼きもあり、次の季節も通ってみたいお店です。
たい焼きCafe ダ・カーポ ・住所 東京都品川区東五反田1-3-10 1F ・電話番号 03-3440-5708 ・営業時間/定休日 平日 12:00~19:00 土曜 (春・夏)12:00~19:00 (秋・冬)11:00~18:00 日曜・祝日/不定休 ※価格は税込
2. 黒糖BoBoティーをホットで、ラッピングもかわいい「好茶」(戸越銀座)
戸越銀座商店街のなかにある「好茶(こうちゃ)」。2019年6月にオープンしたばかりのお店です。
店内には3脚の椅子があり、イートインが可能です。ます。壁にはなんだか、ほっとする絵柄のイラストも。商店街をぶらぶらしたあと、少し休んでいくのもよさそう。
「いらっしゃいませ!」と笑顔で対応してくれたのは店員の優衣さん。
インスタ映えするかわいいラッピングですが、リボンの結び目が持ちやすいという工夫が。食べ歩きにも便利です。
一番人気は「黒糖BoBoティー」(650円)のホット。沖縄産の黒糖と一緒に煮詰めた「黒糖タピオカ」が入っているのが特徴です。黒糖タピオカはやわらかくて、少しとろっとした独特の食感。黒糖の濃厚な甘味が、疲れた体を癒してくれるようです。
ホットタピオカドリンクの温度は40度程度。猫舌の人でも、冷まさずに飲める温度なのがうれしいです。あたたかいタピオカドリンクを持って、冬の商店街をのぞいてみるのはいかがでしょうか。
好茶 戸越銀座店 ・住所 東京都品川区平塚1-6-21 ・電話番号 03-6884-5099 ・営業時間/定休日 10:00~23:00/無休 ※価格は税込
3. 自家製マシュマロ入り「ホットチョコレート」で気分はニューヨーク 「THE CITY BAKERY アトレ品川」(品川)
ニューヨークのおしゃれな雰囲気を味わいたいなら、品川駅直結のアトレ品川にある「THE CITY BAKERY アトレ品川」へ。改札を出て1分で、そこはもうニューヨーク。
店内に入ると、焼きたてのパンやマフィンがお出迎え。赤坂の工房から1日に何度も運んでいるほか、プレッツェルクロワッサンやクロックムッシュなどの一部商品は店内でも焼いているそうです。
土地柄、外国人のお客さまも多く、店員さんと気さくに世間話をしている姿も。
2種類のベルギー産チョコレートを溶かし、生クリームで仕立てた「ホットチョコレート」(650円)。プラス100円で自家製マシュマロをトッピングするのがおすすめです。
甘みの強い、濃厚なホットチョコレートに、マシュマロを浮かべて。味にさらなる深みを与えてくれます。きっと凍えた心も身体も、一瞬で溶かしてくれるはず。甘じょっぱいプレッツェルクロワッサンを、ホットチョコレートに浸して食べる常連さんも多いのだとか。
昼と夜はレストランとしても営業する、「THE CITY BAKERY アトレ品川」。朝・昼・夜でメニューも変わるので、時間を変えて訪れてみると、新しい発見がありそうです。
THE CITY BAKERY アトレ品川 ・住所 東京都港区港南2-18-1 アトレ品川2F ・電話番号 03-6717-0960 ・営業時間/定休日 BAKERY&CAFE 7:30~22:00 RESTAURANT&BAR 月曜~土曜 11:00~24:00(23:00 L.O.) 日曜・祝日 11:00~23:00(22:00 L.O.)/定休日はアトレ品川に準ずる ※価格は税別
4. 「カフェ・ル・ヴァン」でおいしいコーヒーと一緒に「アップルパイ」を(旗の台)
旗の台駅の東口から、まっすぐ南に徒歩1分にある「カフェ・ル・ヴァン」。銀座のサラリーマンをしていたオーナーが、退職後の夢だった喫茶店として2005年にオープンしました。
落ち着いた雰囲気の店内には、オーナーが好きだという猫のイラストや置物がたくさん。また、テラス席は、ペットのワンちゃんも同席できます。
人気の「ホットアップルパイ」(450円)に、プラス100円でアイスクリームをトッピング。あつあつのアップルパイと冷たいアイスが絶妙な味わい。温度のハーモニーを楽しめます。
来たからには、外せないのがコーヒー(450円・アップルパイとセットで750円)。スペシャルティコーヒーの先駆けと言われる、軽井沢・丸山珈琲の豆を店内で1杯ずつハンドドリップして提供しています。
「季節のコーヒーやラテアート、豆の風味をより楽しめるフレンチプレスもいかがですか」と、バリスタの堀内幸太さん。ホットアップルパイと一緒に、何を飲むかも迷ってしまいそう。
食事も充実していて、長い時間をゆっくり過ごせるカフェ・ル・ヴァン。落ち着いた空間で、穏やかなひとときを過ごすのはいかがでしょうか。
カフェ・ル・ヴァン ・住所 東京都品川区旗の台5-7-6 ・電話番号 03-6807-8125 ・営業時間/定休日 10:00~19:00 日曜定休 ※価格は税込
5. 話題の超蜜焼きいもとは? 「超蜜やきいもpukupuku」(西大井)
西大井駅から徒歩6分。住宅街のなかを歩いていると、焼きいものおいしそうなかおりがふわっと漂います。かおりのするほうへ路地を曲がると、一軒家のガレージで営業しているお店「超蜜やきいもpukupuku」が見えてきました。
6台の石焼き窯が並ぶ姿は壮観。「すみません、窯の中は企業秘密なんです。モザイクをかけといて下さいね~」と笑顔で話すのは店長の須藤武志さん。
「おいしいって、基準がないでしょう? 人によって好みはバラバラ。だから、うちは『甘さ』を追求することにしたんです」。徹底的に甘さにこだわったのが「超蜜やきいも」(500円)。いったいどんな焼きいもなんでしょう。
品種は一般的な「紅はるか」だそうですが、見た目からちょっと違います。一般的な焼きいもでは見ることのできないツヤがあります。
お箸で割って食べてみると、まさにスウィートポテト! ホクホク感はないものの、しっとりジューシーでペーストのような舌触り。まさに超蜜の名の通りですが、甘さも芋本来の甘味。砂糖のような甘さはないのです。
メニューは超蜜焼きいもと冷凍のお持ち帰り用(各520円)のみ。焼きたての芋は例年12月初頭~3月末までの期間限定販売になります。「お客さんと話す時間が楽しい」と言う須藤さんとついつい盛り上がり、あったかい気持ちで店を後にしたのでした。
超蜜やきいもpukupuku ・住所 東京都品川区西大井2-5-15 ・電話番号 03-3775-3776 ・営業時間/定休日 10:00~20:00 火・水・木曜定休 ※価格は税込
寒い冬だからこそ食べたい、品川区のホットスイーツをご紹介しました。どのスイーツもおいしそうなのはもちろんのこと、お店に行くと気持ちまであたたかくなるような気がしませんか? このスイーツを食べて、冬を乗り切りましょう!
取材・執筆:少年B 編集:松尾奈々絵(ノオト)
※価格及びメニューは、2019.12.24公開時の情報です