自宅で手軽に本格肉料理を楽しもう!
夏本番!これだけ暑いと、台所に立つのが少し億劫になっていませんか?そんな時は、心から元気になれるスタミナ満点な肉料理をテイクアウトして、ご家庭でおいしい肉料理を堪能しましょう。
ちょっぴり食欲が減ってくる夏でも、おいしい料理を前にしたら胃袋が黙ってはいられませんよね!今回は品川区内にある肉料理のお店を5つピックアップしてご紹介します。(2021.7.30)
1. 上品で京中華に感動!通販でも大人気「京都鳳(ほう)焼売」(戸越銀座)
最初にご紹介するのは、東急池上線の戸越銀座駅からすぐのところにある「京都鳳焼売」。2018年にオープンし、地元の方からも愛されているお店です。
中華料理というと、一般的には香辛料がたっぷりで刺激的な濃い味を想像するかもしれません。しかし、こちらは京都で独自に発展してきたという和風な味わいの「京中華」。
見た目の形や色、大きさなどには中華料理の焼売と大きな違いを感じられませんが、京中華の味わいは出汁や素材の旨味がたっぷり!一つ食べるとすぐ次を食べたくなるような後引くおいしさ、上品な味わいに箸が止まりませんでした。
店主の大谷豊孝さんいわく、「鳳焼売は、からし醤油で食べていただくのが基本ですが、酢からしで食べるのもさっぱりとした味わいで夏でもおいしく召し上がれますよ」とのこと。
焼売は、人気ナンバーワンの「鳳焼売」(95円/1個、2個から販売)、ピリっとした辛さがおいしい「鳳焼売(赤)」(100円/1個、2個から販売)、甘酢と紅生姜で新感覚なシュウマイの「鳳焼売(金)」(110円/1個、2個から販売)の3種類が味わえます。
3種類の焼売が入った「鳳焼売弁当(三色)」(750円)もあるので、全ての味を楽しみたい方には、お弁当がオススメ。
雑誌『BRUTUS』(マガジンハウス)のお取り寄せ特集シュウマイ部門でグランプリを受賞したことがきっかけで、最近は通販も大人気なのだとか。通販で購入した場合は、セイロか蒸し器を使って温めると、水分が蒸発しにくくなるため、お店のおいしさをそのまま楽しめるそう(電子レンジでも温められます)。
全てお店で手作りしているため、早々に品切れることも。店頭で購入したい場合、念の為、お店に電話をしてからお店に行くのがオススメですよ。
京都鳳焼売 ・住所 〒142-0051 東京都品川区平塚1-8-1 ・電話番号 03-6555-5226 ・営業時間/定休日 (平日)11:30〜14:30、16:30〜19:00(品切れまで)、(土日祝日)11:30〜19:00(品切れまで)/火・水曜日 ・URL https://syu-mai.com/ ・オンラインショップ https://housyu-mai.easy-myshop.jp/
※ コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、店内営業・食べ歩きを中止しています。 ※最新の営業時間については、ホームページにてご確認ください。 ※仕込み時間中も予約は受け付けています。なるべくご予約の上、お越しください。
2. アレンジ無限大な鶏だしで、自宅でも本格的な味わいを楽しめる「鶏だし専門店 信濃屋+」(五反田)
70年以上五反田で愛されている鶏肉専門店「信濃屋」。その姉妹店として、その信濃屋から徒歩1分ほどのところにある「鶏だし専門店 信濃屋+(プラス)」をご紹介します。
鶏だしを使った日替わりスープや週替わりのポタージュスープ、こだわりのスープカレー、お惣菜を販売している同店は、2021年7月9日でオープン3年目を迎えました。
人気は、店長・石坂祥貴さん(写真:右側)のアイディアが詰まった「日替わりスープ」。
「オープンしてからこれまで、沢山のスープを作ってきました。その種類は200を超えているかもしれませんね(笑)。今年の夏は、冷製スープも出していこうと思っています」とオープンして3年経った今でもそのアイデアは、まだまだ尽きることがなさそうです。
ちなみに取材時の日替わりスープは、「旨!! 辛!! 濃厚胡麻坦々スープ」(レギュラーサイズ:320円〜)。じめっとした暑さを吹き飛ばすスッキリとした辛さと、香り豊かなごまの風味が食欲をそそります。もっちりとした鶏肉もゴロゴロと入っているので、食べ応えも十分!
スープのほかにも、「鶏皮のゴーヤチャンプルー」(180円)や「しっとりむね肉南蛮漬け」(180円)など、姉妹店・信濃屋さんのおいしい鶏肉を使った絶品お惣菜も販売されています。ランチのお供はもちろん、仕事終わりに立ち寄って夕ご飯にプラス一品するのもオススメ。
さらに、おうちでも大活躍するのが冷凍の鶏だし「信濃屋だし」(460円/400ml)。好きな具材と塩・胡椒を入れるだけでもおいしいポトフスープを作れますが、カレーのお水代わりや鶏だし鍋、ラーメンスープ、炊き込みご飯などそのアレンジは無限大!店舗でも、オンラインでも購入が可能です。
予約をするとガラ・モミジ・ヤゲンなど部位ごとの出汁も作ってもらえるので、気になる方はお店に相談してみるのもいいかも。
最近は、全国から「鶏だし」の注文が来ているそう。お家ではなかなか作ることができない「鶏だし」をご自宅で楽しみましょう。
鶏だし専門店 信濃屋+ ・住所 〒141-0031 東京都品川区西五反田1-11-5 ・電話番号 03-6417-4136 ・営業時間/定休日 10:00〜19:30/日曜日・祝日 ・URL https://shinanoya-plus.com/ ・オンライン販売フォーム https://shinanoya-plus.com/delivery
※店舗の営業時間は変動する場合がございます。
3. ちょっぴり背伸びしたい贅沢ディナーに!「maille(マイユ)」(旗の台)
旗の台駅を出て、商店街から線路沿いの路地に入ったところ、おしゃれな外観が目を惹くレストランがあります。2017年にオープンした「maille(マイユ)」は、自然派ワインとオーナーシェフである村上裕隆さんの心がこもった一品をいただけるビストロです。
都内のフレンチレストランで働かれた後、出張料理人を経て独立した村上さん。
「店名をつける時、フレンチやビストロなど肩書きをつけず、飼っていた柴犬の名前からただ“maille”と名付けました。ちょっと背伸びしたい時、カジュアルにおいしいご飯を食べたいとき、“maille”に行けばそれが叶う、そんなふうにお客様に思ってもらえるようなお店にしたくて。この地域に根付いていきながら、肩肘張らず楽しめる街の定食屋さんのような存在になれれば嬉しいです」と話します。
今は、毎週末は席がうまるほどになり、2020年からテイクアウトも始めたそう。
「maille(マイユ)」のテイクアウトは、テリーヌや煮込み料理など。家庭で作って食べるのが難しい料理でも、温め方や盛り付けのポイントも丁寧に教えてもらえるので安心。注文を受けてから何時くらいに食べるかを想定して作ってくれますよ。
店内でもテイクアウトでも人気の「地鶏コンフィラタトゥユ」(1,600円)。旬の夏野菜がたっぷりなラタトゥユと、しっとり柔らかな鶏肉との相性が抜群! テイクアウトする際には真空パックにしてもらえるので、時間が経ってしまっても湯煎で温めれば、ご家庭でも出来たてのおいしさを楽しめます。
また自宅ではなかなか味わうことのない「パテ・ド・カンパーニュ」(850円)も、真空パックでテイクアウトが可能。ぎっしりと豚の旨みが詰まったパテにアクセントとしてピスタチオが入り、大人な味わいです。う〜ん、これはワインを飲まずにはいられません!
お店の営業は、平日は夕方から夜で、土曜日はお昼からオープンしています。店内で自然派ワインとの心がこもった料理とのマリアージュを楽しむのもよし、自宅でちょっぴり背伸びをしたディナータイムを楽しむのもよし!
いずれにしても、今の時期は予約をした方が確実です。気になる方は、SNSで最新情報を確認しつつ、お電話かInstagramでお問い合わせください。
maille(マイユ) ・住所 〒142-0064 東京都品川区旗の台2-6-10 エルプラド旗の台 1F ・電話番号 03-6421-6722 ・営業時間/定休日 平日 16:00〜20:00、土曜日 12:00〜20:00/日曜日 ・URL https://www.instagram.com/maille2610/
※店舗の営業時間は変動する場合がございます。
4. 【閉店】新たなお肉のパワースポットが誕生!「世界のローストビーフDON」(五反田)
※「世界のローストビーフDON」は、2022年11月に閉店しました。
新橋で「波泡穴(パワースポット)」という名のダイニングバーを経営している木野幸久さんが、「3」が3つ並ぶ令和3年3月3日にオープンさせたのが、こだわりのローストビーフ丼が味わえる「世界のローストビーフDON」です。
一番人気はいくら・ネギトロ・釜揚げシラスとローストビーフがのった「日本」。「まず日本から食べよう!」と考える人が多いのが理由だとか。
ほかにもピリ辛な麻婆野菜がのった「中国」、カレー・ライム・パクチーのエスニックを楽しめる「タイ」など全7カ国をイメージしたローストビーフ丼が常時味わえます(全て価格はランチ950円、通常1,100円)。
「コロナ禍で海外へ行けなくて悲しい気持ちになっている人たちに、世界のローストビーフ丼で少しでも笑顔になってもらえればと始めました。それぞれの国のメニューは、すし職人の店長が考えてくれたんですよ」と優しくお話してくれた木野さん(写真:右)。
今回は見た目も鮮やかで、食べる前から元気になりそうな「アメリカ」をいただきました。
バター風味の濃いソースと、とろり卵のポーチドエッグが絡み合い、ローストビーフの肉肉しさをより一層際立たせてくれます。
ローストビーフ自体は、どんな国の味わいにも馴染むようにと、素材を生かしたシンプルな味付け。「ほかの国はどんな味なのかな?」と気になってしまいました。
また旅行気分をさらに楽しめるようにと、ローストビーフ丼を提供している国のビールも注文が可能!国は2〜3カ月に一度入れ替わりもあるそうなので、気になる国がある人はお早めに。
またローストビーフは単品でも購入ができます(100g/550円〜かたまりorスライスが選べます)。店頭とネットで購入できる他、デリバリーでも「肉パーティーセット」を提供中。詳細は公式サイトでお確かめください。
ちなみに2021年7月30日〜8月13日までの間、店頭で「しながわ観光協会のサイトを見たよ」と言っていただければ、無料でお肉を増量(通常プラス200円)してくれるそう!
また暑い夏にぴったりな昭和なつかしかき氷(380円)も、コンデンスミルクかけ放題できます。この機会にぜひお店へ足を運んでみてくださいね。
世界のローストビーフDON ・住所 〒141-0022 東京都品川区東五反田3-19-2 ・電話番号 03-3440-3568 ・営業時間/定休日 ランチタイム11:00〜15:00、ディナー17:00〜21:00/火曜日 ・URL https://sekai-roastbeaf.com/ ・オンラインショップ https://gotanda3568.base.shop/ ・デリバリーも対応(UberEats/出前館)
※店舗の営業時間は変動する場合がございます。
5. フルーツと肉の相性にびっくり!住宅街に佇む人気カフェ「GROVE Cafe&Green」(大井町)
大井町駅から徒歩5分。住宅街の中にある小さく細い階段を登ったところに、「GROVE Cafe&Green」があります。
2016年にオープンしたこのお店で店長を務めるのは、フレンチシェフの下川敦也さん(写真:右側)。毎日契約している農家さんから届く新鮮な野菜を使い、その日その時しか味わえないメニューを提供しています。
オープン当初から、近隣のファミリーが日常使いのカフェとして、オープンデッキでBBQや豊富なメニューを味わう常連さんでにぎわっていました。最近ではSNSでお店のハンバーガーが話題になり、20代の若者たちの人気スポットにもなっているそう。
幅広いメニューでどれを頼むか迷ってしまうのですが、「ハンバーガーはどれもオススメですが、ゆっくり食事する方にはお店のすみにある“本日のおすすめ”から選んでもらえるといいかも。旬の食材を使ったこだわり料理が楽しめますよ」とこっそり店員さんが教えてくれました。
ちなみに、この夏の新作ハンバーガーは「マハロバーガー」(1,400円)。パイナップルのフルーティな甘さがお肉の旨味を引き立ててピリ辛なソースとも相性バツグン! 夏らしい味わいに食欲が高まり、大きなハンバーガーでもペロリと完食できちゃいます。
この時期にセットで頼みたいのが、旬のフルーツを使った生酵素フルーツドリンク。お店で発酵させたフルーツシロップをソーダやアイスティー、大人向けにはカクテルやサワー割りで楽しむことができます。
体の中から夏を感じたいのなら甘くてさっぱりした「生酵素フルーツドリンク スイカのソーダ割り」(600円)が一押しです!
生酵素フルーツドリンクもハンバーガーもテイクアウト可能。天気の良い日は、近くの公園やベランダで開放感を味わいながらいただくのも最高ですね!
GROVE Cafe&Green ・住所 〒140-0011 東京都品川区東大井4-14-13 ・電話番号 03-6712-8024 ・営業時間/定休日 ランチタイム11:00〜15:00、ディナー17:00〜20:00/月曜日 ・URL https://www.grove-oimachi.com/
※店舗の営業時間は変動する場合がございます。また緊急事態宣言中の酒類の提供はありません。
見た目だけでも元気になる「お肉料理」の特集をお届けしました。私も取材のことを思い出すだけで、自然と口の中に唾液が溢れます(笑)。
まだまだ品川区には心も体も元気にしてくれるお店がたくさんあります。暑くてバテちゃいそうな日や今ひとつ元気が湧いてこない日は、おいしいお肉を食べてもう一踏ん張りしていきましょう!
※価格は全て税込み。
※記事中の店舗情報は2021年7月27日時点の内容です。店舗の営業時間、提供内容は変更となる場合がありますのでご了承ください。
(取材:つるたちかこ 編集:鬼頭佳代/ノオト)