つたや一粋庵

四季折々の和菓子を用意 ふわりと甘い「目黒のさんま」
西小山駅
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大きなのぼりが目を惹く「つたや一粋庵」

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千社札(せんじゃふだ)のコレクション

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落語にちなんだ看板商品「目黒のさんま」(各180円)

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「殿さまどら焼」と夏季限定商品(各180円)

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2代目店主の梅津健治さん(右)と雅子さん

西小山駅近くで75年以上も営業を続ける和菓子屋「つたや一粋庵(いっすいあん)」。住宅街の中でひときわ目立つ、寄席文字で書かれた大きなのぼりが目印です。

のぼりの文字は、落語家であり寄席文字の大家・橘右近さんによる直筆です。これを見るために遠方からやって来るお客さんもいるほど。同店の和菓子職人である梅津健治さん・正吉さん兄弟は、寺社参拝の記念札である「千社札(せんじゃふだ)」の愛好家。店内には千社札のコレクションが飾られています。

店内には、2代目店主・梅津健治さんと弟の正吉さんが作る季節のお菓子が並びます。同名の落語にちなんだ看板商品「目黒のさんま」(こしあん・抹茶あん 各180円)は、サンマの形をした和洋折衷なマドレーヌ菓子。餡を包んでオーブンで焼き上げた一品で、食べるとバターの風味が口の中にふわりと広がります。落語のストーリーでは、主人公の殿様が鷹狩りのために目黒を訪れます。これにちなんだ「鷹匠」(200円)は、餡の入った最中(もなか)にようかんをかけ、乾燥させた餅の粉をまぶして仕上げた一品です。

人気商品のどら焼きは、通年販売する「殿さまどら焼」のほか、季節限定フレーバーも。春はさくら、夏から初秋にかけてはレモン、冬はゆずといった変わり餡が楽しめます(以上各180円)。どら焼き以外にも、夏は冷やして食べる大福や水ようかん、秋は豆大福やうさぎの形をした饅頭など、四季を通じてさまざまな和菓子を用意。

「お客さまが飽きないよう、季節に合わせたおいしいものを」とほほ笑むのは、販売スタッフの梅津雅子さん。毎日のおやつから帰省のお土産まで、地域の人に愛されるお店です。

※価格は税込み

つたや一粋庵


住所
〒152-0002 東京都目黒区目黒本町6-9-11

交通アクセス
東急目黒線 西小山駅 徒歩7分

営業時間・定休日
8:00〜19:00
日曜・祝日定休

電話番号
03-3713-2402

マップ
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