心も体も大満足なハンバーガー新店

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鮫洲駅, 大崎駅, 大井町駅

腹ぺこなときも、忙しいときも、手軽にがっつり食べられるハンバーガー。ジャンキーなイメージを持つ方も多いと思いますが、野菜やたんぱく質が一緒に取れて、意外と栄養バランスがいいんです。

今回は、2020年以降にオープン、またはリニューアルオープンした品川区のハンバーガー屋さんをご紹介。テイクアウトでおうちでも楽しめて、ボリューム満点な食欲をそそるハンバーガーを、ぜひご堪能ください。(2022.2.26)

  1. 注文が入ってから焼く、ピザみたいなバンズが新しい「フーラー フーラー」(鮫洲)

  2. 「運転免許試験場」がある場所としてピンとくる方もいるかもしれないのが、品川区にある鮫洲駅。そんな鮫洲駅から東口を出てすぐのところにあるのが、ハンバーガー店「Fooler Fooler(フーラー フーラー)」です。

    店内は、イタリアの居酒屋「オステリア」をイメージ。レンガの壁はモルタルを使って、再現したそうです。

    写真からも、明るく陽気な人となりが伝わってくる店長の硲(はざま)由考さん(右)とスタッフさん。フーラーフーラーの店名の由来は、「fool=ばか者」に、英語の「〇〇する人」という意味を表す「-er」を付けた造語。

    「夜はソムリエが選んだワインを中心にお酒も楽しめるお店です。フラッと1杯飲みたい方も、フラフラになるまで飲みたい方も『飲んだくれの馬鹿者も皆集まれ!』という思いを店名にしました」と硲さん。

    こちらのお店は実は、同じく鮫洲で人気のナポリ風ピッツェリア「Pizzeria Bakka M‘unica(ピッツェリア バッカ ムニカ)」の姉妹店。この経験を活かして開発されたのが、ナポリでは「ボンバ」と呼ばれる形状を生かした、自家製のバンズです。

    自家製バンズを焼くのは、オーダーが入ってから。一つひとつ丁寧に、様子を見ながら回し、1分30秒で焼き上げるそう。

    パティとチーズはバーナーで焼き目をこんがりと。ベーコンは自家製、レタスの代わりにセルバチカを使うなど、「ここでしか食べられないハンバーガー」を提供するため、日々模索しているようです。

    「アボガド、自家製ベーコンのせボンバーガー」(1,298円)

    大きなバーガーを両手いっぱいに持って、がぶり。なんとアボガドがまるまる半分入っています! たっぷりな食材たちを頬張って、幸せな気持ちに。「ボンバ」もふわっふわで、ハンバーガーの常識を覆すような食感でした。

    そのほか、スタンダードな「ボンバーガー」(748円)や「ベーコン&エッグボンバーガー」(930円)、「ベーコン&チーズボンバーガー」(980円)なども。

    「多くの方に食べていただけるよう、グルメバーガーの中ではお手頃な価格設定にしました。店内は無料Wi-Fi、コンセントがあるのでちょっと充電したいとき、作業をしたいときにも気軽に使ってくださいね」と笑顔を見せてくれた硲さん。

    自家製バンズのみのお持ち帰り(130円)もできるので、好きな食材をおうちで挟んで楽しむ方もいるようです。食材にと味にこだわった、ご褒美ハンバーガー。鮫洲に行った際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

    Fooler Fooler
    ・住所 品川区東大井1-20-3
    ・電話番号 なし
    ・営業時間/定休日 11:30〜22:00/月曜・火曜(4月から無休)
    ※まん延防止等重点措置実施期間中は、20時までの短縮営業
    ・URL
    <昼Fooler>
     https://www.instagram.com/foolerfooler/
    <夜Fooler>
    https://www.instagram.com/yoru_fooler/ 

  3. ジューシーな100%ビーフとフレッシュな野菜を頬いっぱいに「ザ サード バーガー」(武蔵小山)

  4. 次にご紹介するのは、武蔵小山パルム商店街にある「the 3rd Burger(ザ サード バーガー)」。カフェのようなおしゃれな佇まいが特徴のお店です。

    「これまでにない、体が喜ぶハンバーガーを作りたい」そんなコンセプトを掲げ、保存料や防腐剤、着色料を使用せず、安心して食べられる商品づくりを行っているそう。

    人通りの多い商店街にある店舗ですが、店内はウッド調のデザインでなんだか心が落ち着きます。

    「the 3rd Burger」(590円)

    看板メニューの「the 3rd Burger(サードバーガー)」。パテは100%ビーフにこだわり、冷凍することなくチルドの状態で焼き上げるので、旨味を保ったままジューシーな味わいになるのだとか。野菜がシャキシャキしていて、まるでサラダを食べているような感覚になります。

    「ナゲットセット」(990円)、ドリンクは「自家製レモネードソーダ」

    もちろん、ポテト(S、M、L)もしくはナゲットがついているセットメニューもあります。「ナゲット」は一口食べると、肉汁がじゅわっと溢れてきました。そのままでも、自家製のエスニックタルタルソースと合わせてもおいしい一品。14種類から選べるドリンクには、「自家製レモネードソーダ」をチョイス。甘すぎず、さっぱりとした口当たりがハンバーガーとよく合います。

    「カスタード」(190円)

    さらに、自家製バンズを使ったデザートバーガーというユニークなメニューも。「カスタード」は、ホイップとの相性がぴったり。小さめサイズなのでぺろっと食べられちゃいます! デザートにはもちろん、ちょっと小腹がすいたときの軽食にもいいですね。

    注文はタッチパネル式。キャッシュレス専用と、現金も利用できるパネルに分かれていました。店員さんとのやりとりは、受取時のみ。今の時代でも安心ですね。

    「『体が喜ぶハンバーガー』をモットーに、基本的に店内で商品の仕込みを行っています。商店街の中にあるので、地域の方の日常に溶け込めるような店舗を目指していけたら。店内だけでなく、おうちでもお店の味をそのままに楽しんでほしいです」と広報の門松佳苗さん。

    新鮮な野菜とジューシーなパティで、スペシャル感あふれるハンバーガー。ランチに食べれば、午後も元気いっぱい頑張れそうです!

    the 3rd Burger
    ・住所 東京都品川区荏原3-4-13
    ・電話番号 03-6426-6857
    ・営業時間/定休日 8:00~23:00/無休
    ・URL  https://www.the3rdburger.com/

  5. 一律のトリキプライスが嬉しい! ボリューム満点なチキンにかぶりつける「トリキバーガー」(大井町)

  6. 大井町駅すぐそばにある「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」。焼き鳥居酒屋チェーン「鳥貴族」の新業態第一号店として、2021年8月にオープンしました。

    イートイン専用とテイクアウト専用に入口が分かれており、商品をスムーズに受け取りができる設計です。

    2階全体がイートインスペース。店内は白と木目を基調としたナチュラルなデザインに、「鳥貴族」のトレードカラーである黄色と赤色をアクセントカラーに取り入れました。コンセント・Wi-Fi完備で、窓際のお一人さま席も充実。食事や作業など、いろんなシチュエーションで使えそうなのが嬉しいですね。

    「鳥貴族」の強みであるチキンを活かし、ハンバーガーのラインナップはすべて鶏肉を使用。国産食材を、リーズナブルに食べられるのが「TORIKI BURGER」の特徴です。

    トリキバーガーセット(590円)、ドリンクは和紅茶(M)

    さらに、ドリンク(M)とポテト(S)がつくセットメニューは590円、ハンバーガー単品は390円と一律。居酒屋と同じ「トリキプライス」なので、「今日はどのハンバーガーにしようかな?」と価格を気にせず選べるのも嬉しいですね。

    店長の藏田雄也さんいわく、「セットドリンクは鹿児島・知覧産の茶葉を使った『和紅茶』がおすすめ。すっきりとした味わいで、口がさっぱりするのでハンバーガーとよく合うんです。普段あまり紅茶を頼まない方も、ぜひ一度トライしてみて!」と薦めてくれました。

    「トリキバーガー」単品(390円)

    ボリュームたっぷりなチキンフィレが挟まれている「トリキバーガー」(390円)。衣はカリカリでジューシーなのに、肉厚な身はぎっしり詰まっていて油っこくない……! スパイスがガツンと効いていて、バンズとよく合います。

    「サラダチキン〜ゆず胡椒マヨ」単品(390円)

    こちらの「サラダチキン〜ゆず胡椒マヨ」は、米粉を使用したふんわりもっちりな白バンズに、サラダチキンとキャロットラペを挟んだヘルシーなバーガー。柚子胡椒マヨのさっぱりとした酸味が非常にマッチしていて、ちょっとした軽食にもぴったりです。

    テイクアウトの場合、モバイルオーダーでの事前決済も可能。「焼鳥バーガー」「つくねチーズバーガー」「チキン南蛮」など、いろんなチキンを楽しんじゃいましょう!

    TORIKI BURGER
    ・住所 東京都品川区東大井5-16-9
    ・電話番号 03-6260-0906
    ・営業時間/定休日 7:00~21:00/年末年始
    ・URL  https://toriki-burger.co.jp/

  7. お好きなチーズはどれ? サッと注文、待たずにテイクアウトできる「チーズネスバーガー」(大崎広小路)

  8. 大崎広小路駅を出てすぐの山手通り沿いにある「Cheeseness Burger ToGo(チーズネスバーガー トゥーゴー)」。30周年目を迎える「FRESHNESS BURGER(フレッシュネスバーガー)」の新業態として、テイクアウト×チーズバーガー専門店が2021年10月にオープンしました。

    チーズを想起させる黄色が目立つポップな外観が目印です。

    注文は、LINEからモバイルオーダーで行います。公式サイトもしくは店頭にあるQRコードから公式アカウントを追加して、注文しましょう!

    商品ができあがると、ロッカーナンバーが書いてあるLINEメッセージが届き、該当する商品を受け取れます。事前決済なので、店舗での金銭の受け渡しがなくコロナ禍でも安心です。

    ドリンクは用意されたカップに、セルフで注ぐドリンクバー方式。氷の量をお好みで調整できるのが便利ですね!

    「最初から最後まで非接触でテイクアウトできるのですが、あいさつやお声がけは元気に積極的に行っています。もし困ったことがあれば、気軽にお申し付けくださいね」と担当者の佐々木南さん。

    「ドリンクポテトセット-B(970円)」、ドリンクは「特製レモネード」

    ハンバーガーはワンハンドで味わえるサイズ感。2つの味を楽しみたい方やお腹が空いている方は、2種類のハンバーガーと、ドリンクとポテトが付く「ドリンクポテトセット-B」がおすすめ。

    左から「クリームチーズバーガー」(390円)、「チェダーチーズバーガー」(340円)

    チーズを際立たせられるよう、チーズとの相性がいい商品づくりにこだわっているという同店。パティとコクのあるチェダーチーズが重なり合う「チェダーチーズバーガー」(340円)は、王道でありながら、「これぞハンバーガー」といった親しみを持てる味わいです。

    スタッフ人気ナンバー1は「クリームチーズバーガー」(390円)。程よい酸味がパンチになっていて、新感覚なハンバーガーでした。

    「チーズの可能性は無限大! ほかにも、厚切りなカマンベールチーズ、ファンにはたまらないブルーチーズなど、さまざまなチーズバーガーをご用意しているので、ぜひいろいろ試してみてください」とほほ笑む佐々木さん。

    サッとお持ち帰りして、片手でパクっと食べられるのが忙しいときにありがたい! ハンバーガーに必要不可欠なチーズ、その魅力を再発見できそうなお店です。

    Cheeseness Burger ToGo
    ・住所 東京都品川区西五反田8-4-15 東京モリス第2ビル1F
    ・電話番号 03-6417-3040
    ・営業時間/定休日 10:00〜20:00(ラストオーダー19:50)/年末年始
    ・URL https://cheesenessburger.com/

  9. ハンバーガーに合う野菜にするためのこだわりがすごい! 「モスバーガー 大崎店」(大崎)

  10. 大崎駅から歩いて、夢さん橋直結にあるビル「ThinkPark Tower」。こちらにはモスバーガーの本社があり、その同じビル2階に入る「モスバーガー 大崎店」です。

    カフェ利用ができる「MOS&CAFE(モスバーガーアンドカフェ)」業態の同店。落ち着いた照明に、シックなデザインの内装ですが、雰囲気はとてもゆったりしています。のんびりお茶したいとき、作業したいときにも居心地のいい空間です。

    テーブル席、テラス席がずらりと並ぶ中、コンセントが付いた一人用の席も充実。Wi-Fiもしっかり完備されています。

    入口は、有人レジとセルフレジで導線が分かれているので、好きなほうで注文しましょう。

    セルフレジのほうに店員さんと同じ制服を着たロボット「OriHime」の姿が! 実はこのロボット、パイロットと呼ばれる遠隔スタッフがリモートで会話をして、注文をサポートしてくれるそう。

    感染症対策をしながら、人の温かみが感じられます。ゆっくりお話をしながら、メニューを決めてみるのもいいかも!

    「モスバーガー」のオニポテ・ドリンクセット(830円)

    定番の「モスバーガー」(390円)が、一番人気のロングセラー! 常に時代に合う味をお届けするため、1972年に販売開始してからも改良を常に重ねているのだそうです。

    「グリーンバーガー<テリヤキ>」(580円)

    つい前日食べ過ぎてしまった……。そんなときでも罪悪感をちょっと和らげてくれるのが、「グリーンバーガー<テリヤキ>」(580円)。大豆由来のソイパテに、たっぷりのグリーンリーフ、レタスが挟まれた植物由来の原材料だけを使用するメニューです。グリーンテリマヨソースをお好みの量でかけながら、自分にとってちょうどいい味の濃さに調整しましょう。

    「モスバーガーのお店で使用している主な生野菜は、契約農家さんがなるべく農薬や化学肥料に頼らない方法で育てています。店舗に入荷したあとも、野菜の美味しさを活かすため、たとえばレタスは4度の水で毎日洗うなど、常に努力は怠りません」と広報の山口さほりさん。

    1972年の創業から、健康志向のハンバーガーを追求してきた「モスバーガー」。野菜をいっぱい食べたいときにも、お肉のパティをがつんと食べたいときにも、おいしく安全に利用できるのがとても魅力的ですね。

    モスバーガー大崎店
    ・住所 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Plaza 2F
    ・電話番号 03-5437-5011
    ・営業時間/定休日 7:00〜22:00/無休

    ハンバーガー片手に、店内で一人ゆったり過ごすのもよし。お仕事の合間にテイクアウトして自宅や会社で午後のエネルギーをチャージするのもよし。いろんなシーンで大活躍しそうなハンバーガー、いかがでしたか?

    日々のちょっとした楽しみに、自分のお気に入りバーガーを探したり、普段は頼まないバーガーメニューにチャレンジしたりしてみるのもいいですね。

    ※記事中の店舗情報は2022年2月中旬の内容です。店舗の営業時間、提供内容は変更となる場合がありますのでご了承ください。

    (取材:矢内あや 編集:鬼頭佳代/ノオト)

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    注文が入ってから焼く、ピザみたいなバンズが新しい「フーラー フーラー」(鮫洲)
    ジューシーな100%ビーフとフレッシュな野菜を頬いっぱいに「ザ サード バーガー」(武蔵小山)
    一律のトリキプライスが嬉しい! ボリューム満点なチキンにかぶりつける「トリキバーガー」(大井町)
    お好きなチーズはどれ? サッと注文、待たずにテイクアウトできる「チーズネスバーガー」(大崎広小路)
    ハンバーガーに合う野菜にするためのこだわりがすごい! 「モスバーガー 大崎店」(大崎)