品川エリアで夏を楽しむ ひんやりスイーツ 5選
気温が上がる夏は、かき氷やアイスクリーム、ジェラート、ソフトクリームなどの「ひんやりスイーツ」がよりおいしく感じる季節。今回は、そんな夏にぴったりの「ひんやりスイーツ」を提供する品川エリアのお店を5つご紹介します。(2018.6.15)
1. 【移転】削りの妙技!「ブンブンブラウカフェ」の最後の一口までおいしいかき氷(旗の台)
※「ブンブンブラウカフェ」は、旗の台2-7-3に移転しました。
泡状のいちごエスプーマソースを、これでもかとかけた圧巻のビジュアル!「いちごエスプーマソース」(864円)は、氷全体にしっかりと染みわたっている自家製練乳ソースが、いちごの甘酸っぱさとマッチする一品です。
このかき氷が食べられるのは、東急大井町線・旗の台駅から徒歩1分のビル2階にあるカフェ「Bum Bun BLau Cafe with BeeHive(ブンブンブラウカフェウィズビーハイブ)」。同店のテーマは、“カラダに良くておいしい”。かき氷は、季節ごとにメニューを入れ替え、約10種類を用意しています。
「おいしさの秘訣は氷の削り方」と教えてくれたのは、オーナーシェフの斎藤直樹さん(写真左)とオーナーの鈴木瑞穂さん。「空気を多く含ませながら氷を削ることで、ふわふわの食感を実現しました。時間が経っても溶けにくく、氷にシロップがよく染み込んでいて、最後の一口までおいしく食べられますよ」とも。
実は以前、ラーメン店を営んでいた斎藤さん。かき氷だけではなく、ラーメンもお店のウリになっています。テレビ局の主催するラーメンコンテストやラーメンファンのWEBサイトで人気投票1位を獲得した実績があるほか、ミシュランガイドでコスパのよいお店に送られる「ビブグルマン」の称号を得るなど、その実力は折り紙付きです。「当店のラーメンは27種類の素材をブレンドし、なにかが突出することなく、すべてがバランスよく調和する味わい」と斎藤さん。主なメニューは「アグー豚醤油ラーメン」(864円)、「スーパーフードラーメン」(918円)など。
ラーメンを食べたあとにデザートとしてかき氷を食べる人もいれば、かき氷を複数杯、過去には7杯も食べたツワモノもいるんだとか!夏にぴったりなラーメンとかき氷の片方、または思い切ってどちらも楽しみに行ってみては?
・住所 東京都品川区旗の台2-7-3 ・営業時間/定休日 平日11:00~14:30L.O.、18:00~20:15L.O. 日曜、祝日11:00~14:30L.O./月曜 (予約制となっております。Instagramより詳細をご確認ください) http://bumbunblaucafe.com/
2. ハスキー犬のロゴが目印!素材を生かしたジェラートが楽しめる「ハスキージェラート」(戸越銀座)
北海道産カマンベールチーズを使った「カッサータ」と新潟県産のいちごを使った「越後姫いちご」の「ハーフ&ハーフ」(590円)など、旬の菜やフルーツをたっぷり使ったジェラートはいかがでしょう?
東急池上線戸越銀座駅から徒歩6分、都営地下鉄浅草線戸越駅から徒歩7分に位置する「ハスキージェラート 戸越店」では、こだわりの食材を使ったジェラートを販売しています。ハスキー犬が描かれた看板が目印です。
国産食材を中心に厳選した素材を使い、新潟県魚沼市の工房で手作りしています。同店では8種類ほどのフレーバーを用意。
「老若男女問わず楽しめるジェラート」を目指していると話してくれたのは、店長の中野亜衣子さん。フレーバーは季節ごとに入れ替わり、今後はザボンの一種である河内晩柑(かわちばんかん)を使った「ジューシーフルーツ」や「みかんヨーグルト」などが登場予定だそう。
内装はナチュラルでかわいらしく、ほっと落ち着ける空間です。カウンターやベンチ席もあるので、散歩の途中でふらっと立ち寄りたいですね。
・住所 東京都品川区戸越4-4-24 ・電話番号 03-6426-2251 ・営業時間/定休日 11:00~18:00/火曜 http://huskygelato.com/
3. JR品川駅構内「タミルズ」の大人のほろ苦コーヒーソフトクリーム(品川)
JR品川駅構内・エキュート品川サウスにある「タミルズ」。アメリカ料理やコーヒー、クラフトビールなどを提供し、1日のさまざまなシーンに利用できるオールデイダイニングです。
こちらのお店で、夏に人気なのが「アベドリップ特製コーヒーソフトクリーム」(480円)。自社オリジナルブランド「アベドリップ」の自家焙煎コーヒーを使ったほろ苦なソフトクリームで、プラス200円でコーヒーや紅茶などがついたドリンクセットへの変更も可能です。
「コーヒーのほろ苦さが特徴の大人なソフトクリーム。ぜひ食べに来てください!」と笑顔で呼びかける店長の細川伸也さん。
内装は、アメリカのブルックリンやポートランドをイメージ。人ごみに疲れたときにも、気軽に立ち寄れる場所なので、ソフトクリームでほっと一息つけるのがうれしいですね。
・住所 東京都港区高輪3-26-27 エキュート品川サウス ・電話番号 03-5421-8011 ・営業時間/定休日 7:00~23:00、金7:00~23:30、日・祝7:00~22:00/無休 http://www.classic-inc.jp/tameals/
4. 「はいむる珈琲店」のエスプーマソースたっぷりのふんわりかき氷(武蔵小山)
東急目黒線武蔵小山駅から徒歩5分ほどの「はいむる珈琲店」。「大越さんちのいちごのスパークリングエスプーマ」(961円)など、常時15種類ほどのかき氷を用意しています。
「店名に『珈琲』とうたっているのは、開業当初はコーヒー中心の喫茶店として始まったから」と教えてくれたのは、オーナーの井渕康次さん。その後、かき氷ブームの追い風も相まってじわじわとかき氷の知名度がアップ。現在では同店のかき氷を目当てに、全国各地からお客さんがやってくるようになったのだとか。
かき氷の多くは、炭酸ガスを使用して泡を作り出す「スパークリングエスプーマ」を使ったもの。空気を含んだなめらかなエスプーマソースとふわふわのかき氷が、口のなかで溶け合います。
さらに実はかき氷に劣らずラーメンも人気。有名ラーメン店での勤務経験のある友人から、伝授してもらった技術を生かして、ラーメンの提供を2015年から開始。「塩」(853円)、「あっさり鶏白湯」(918円)など約7種類を用意しています。こちらも好評を博し、現在のかき氷とラーメンをメインとしたスタイルに行きついたそうです。
かき氷もラーメンもどちらも本気で取り組む「はいむる珈琲店」。それぞれのアイテムでファンを魅了し続けているお店です。
・住所 東京都品川区小山4-9-4 1F(2022年11月左記へ移転しました) ・電話番号 03-6451-3768 ・営業時間/定休日 11:30~18:45 ラーメンのラストオーダーは18:00、かき氷のラストオーダーは18:30/月曜(祝日の場合、翌平日)、不定休 Facebook
5. 商店街の学生服屋でスイーツ!? 「タケヤ・デザートイン」の手作りジェラート(武蔵小山)
武蔵小山商店街パルムにある、昔ながらの学生服屋さんの「タケヤ」。そこに併設されているのが、素材の味を大切にした、手作りのジェラートを販売する「タケヤ・デザートイン」です。
店を切り盛りするのは、竹内みどりさん。「学生服屋さんでジェラート?」と、最初はみんなびっくりしますが、絶品ジェラートと、竹内さんの明るい人柄にはファンも多いのだとか。
ジェラートは14種類ほどが並びます。シングルが350円、ダブルが450円、トリプルが500円。組み合わせて食べることで新しいおいしさが生まれるので、ダブルやトリプルがおすすめだそう。
写真は左から「ぶどう」×「ヨーグルト」、「小倉」×「よもぎミルク」。一番人気の「ヨーグルト」は、出来合いのものではなく、自家製で発酵させたヨーグルトを使用するなど、素材から手作りするのがこだわりです。
一口頬張れば素材の余韻が口のなかに長く残るのは、きっと良質な素材を使っていることの証拠でしょう。
「その日のインスピレーションを大切に、自由な発想でジェラートを作っています」と竹内さん。店先にはイスが置いてあるので、商店街の道行く人をのんびり眺めながら、ジェラートを食べるのもいいですね。
・住所 東京都品川区荏原3-3-20 ・電話番号 03-3781-8850 ・営業時間/定休日 平日 13:00〜17:00、土・日・祝 13:00〜18:00/月曜、火曜 ※祝日の場合は営業 http://dessertin.blog.fc2.com/
いかがでしたか? 品川エリアには、個性あふれるひんやりスイーツのお店がたくさんあります。ぜひ、お気に入りのお店を見つけてくださいね。
(取材:大関愛美 編集:ノオト)
※価格はすべて税込(掲載情報は2018.6.15公開時の情報です)