大圓寺
新東京百景 五百羅漢の石仏群
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目黒駅
松林山 大圓寺は江戸市中から目黒不動尊への参詣路であった急坂「行人坂」の途中に位置する天台宗のお寺で、大黒寺とも呼ばれています。寛永元年(1624)、出羽湯殿山の修験僧大海法印が大日如来を本尊として道場を開いたのが始まりと伝えられています。
境内左側釈迦堂の本尊釈迦如来立像(国重文)は、鎌倉初期の清涼寺式生身の釈迦像であり、胎内に五臓六腑がおさめられています。正面本堂には、徳川家康をモデルとした大黒天をお祀りしており、山手七福神の一つとして、多くの参詣者を集めています。
江戸三大火の一つ「行人坂火事」の火元といわれ、門を入った左手にある石仏群は、この大火の犠牲者供養のために当時につくられたものと伝わります。
大圓寺
- 住所
- 〒153-0064 目黒区下目黒1-8-5
- 交通アクセス
- JR・都営三田線・東京メトロ南北線・東急目黒線 目黒駅 徒歩3分
- 電話番号
- 03-3491-2793
- マップ