旗岡八幡神社
元治元年奉納の大絵馬が残る 源氏ゆかりの神社
観る
荏原町駅, 旗の台駅
旗岡八幡神社は長元3年(1030年)、平忠常の乱平定のため、この地に宿営した源頼信が八幡大神を奉斎、戦勝を祈願したのがはじまりといわれています。江戸時代には2代将軍秀忠をはじめ多くの武家の崇敬を受け、毎年2月15日には各地から集まった武士たちにより弓の競射が行われていました。
戦災により社殿などを焼失しましたが、境内左手の「絵馬堂」だけは焼け残り、江戸時代に奉納されたものも含め、数多くの絵馬が残っています。横幅1.78m、高さ1.32mの大絵馬(1864)は猿が神馬を引き止める「駒止め猿」が描かれており、保存状態もよく貴重なものです。現在は社務所2階に展示されています。
例大祭は9月の第2土曜・日曜(年度により変更の場合があります)。両日とも神楽殿では里神楽が奉奏され、百軒近い露店が立ち並ぶ境内にはたくさんの参拝者でにぎわいます。日曜の午前には、勇壮な神社神輿の渡御が行われます。
旗岡八幡神社
- 住所
- 〒142-0064 東京都品川区旗の台3-6-12
- 交通アクセス
- 東急大井町線 荏原町駅 徒歩2分 東急池上線 旗の台駅 徒歩8分
- 電話番号
- 03-3781-5800
- スポットURL
- http://hatagaokahachiman-jinja.jp/
- マップ