洋食 入舟

1924年創業の洋食店「入舟（いりふね）」。現在は、叔父から継いだという4代目店主・松尾信彦さんが店を切り盛りしています。「これから自分で何かを始めて100年目を迎えるのは難しい。けれど、自分がこの店を継げば、100年目を迎えられるかもしれないと思ったんですよね」と松尾さん。

「常連さんにゆっくりと過ごしていってほしい」という思いから、ランチタイムはフリードリンク制に。平日お昼は近所に勤めている方や地元の方、土曜日には遠方からもお客さんがやってきます。「お客さんの要望は、なるべくたくさんこたえたい。正月のおせち料理の販売は、4年前のお客さんからのリクエストで始めたんですよ」（松尾さん）

人気メニューは、「天使の海老　海老フライ」（1,480円）。「天国にいちばん近い島」として知られる南太平洋のニューカレドニアでとれるため、天使の海老と呼ばれているそう。ほかにも、「大山鶏チキンカツ」（1,150円）や「岩中豚ロースカツ」（1,370円）など素材にこだわったメニューを提供します。基本メニューは創業から変えず、より良い食材へ切り替えることで、味を大切にしてきたそう。

2階には個室があり、座敷とテーブル席を選べます。日常から、ちょっと特別な時まで、さまざまな場面で訪れたいお店です。

※価格は税込み