居木神社と居木橋貝塚

緑豊かな 大崎の鎮守
大崎駅
居木神社
居木神社

主祭神は日本武尊。創建年代は不詳ですが、もともとは目黒川・居木橋付近に位置しており、度重なる目黒川の水害を避けるため寛文年間(1661~1673)に現在の場所に移りました。

社殿は昭和の再建ですが、境内には江戸時代の石造物が残っています。正面参道の石造鳥居と参道脇の手水鉢は寛政4年(1792)に奉納されたもの。居木神社末社 厳島神社は、小型ながら精緻な彫刻に彩色が施された貴重なもので、区の指定文化財となっています。

境内には他に、江戸時代から明治中頃までこの地方の特産品だった「居木橋かぼちゃ」の標識があります。江戸時代前期に沢庵和尚が上方から種を取り寄せ、旧居木橋村名主・松原庄左衛門にかぼちゃを栽培させたという伝承が残っています。正面階段左手の富士塚は昭和8年に溶岩で築かれたもので、しながわ百景に選定されています。

例大祭は、毎年8月25日前後の金・土・日曜日。節分祭や納涼祭など年中行事も盛んです。

居木神社と居木橋貝塚


住所
〒141-0032 東京都品川区大崎3-8-20

交通アクセス
JR・りんかい線 大崎駅 徒歩3分

電話番号
03-3491-7490

スポットURL
http://irugijinjya.jp/

マップ
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