東海寺
禅宗の名僧 沢庵宗彭が開山
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新馬場駅, 大崎駅
東海寺は寛永15年(1638)に三代将軍徳川家光が、名僧沢庵のために創建した臨済宗大徳寺派のお寺です。かつては15万7千平方メートル余りの広大な寺域を有し、享保元年には塔頭が17院に及び、歴代将軍が鷹狩の折など頻繁に訪れたと伝わります。現在の東海寺は、塔頭のひとつだった玄性院がその名を引き継ぎだものです。
鐘楼にある東海寺梵鐘は元禄5(1692)の鋳造で総高198㎝、口径106㎝。五代将軍綱吉の母、桂昌院が将軍家光の冥福を祈るために寄進したものです。昭和5年に建設された仏殿「世尊殿」には、本尊の釈迦三尊像をはじめ閻魔王、十六羅漢などの仏像が安置されています。 東海寺細川家墓地(東京都指定文化財)は現在、一般公開されていません。少し離れた東海寺大山墓地には沢庵和尚をはじめ、西村勝三、井上勝、賀茂真淵などの墓があります。
沢庵は「たくあん漬け」の考案者としても知られることから、品川 東海寺はたくあん発祥の地といわれています。
東海寺
- 住所
- 〒140-0001 東京都品川区北品川3-11-9
- 交通アクセス
- 京急線 新馬場駅 徒歩7分
JR・りんかい線 大崎駅 徒歩15分
- 電話番号
- 03-6433-9422
- マップ