養玉院如来寺

「大井のおおぼとけ」として親しまれる五智如来坐像
西大井駅,
養玉院
養玉院
養玉院

帰命山 養玉院如来寺は、明治期に現在地に移転していた如来寺に、上野にあった養玉院が大正期に移転合併した天台宗の寺院です。朱塗りの「瑞應殿」には大井の大仏(おおぼとけ)といわれる木造五智如来坐像が鎮座しています。

如来寺は寛永年間に木喰但唱が芝高輪に創建したお寺で、但唱によって造立された3メートル超の五智如来は高輪の大仏と呼ばれ、江戸有数の名作として評判となりました。薬師如来を除いて火災で焼失し、他の四体は延享3年(1746)頃の再興です。現在は大井の大仏として親しまれています。春の桜、秋の紅葉とともに四季折々の美しい自然が楽しめる境内が評判で、年中行事には多くの参詣者が訪れます。

所蔵する東京都有形文化財『紙本着色仏涅槃図』は、毎年2月15日の涅槃会法要時だけの限定公開です。8月13日の「千燈供養」では境内千個の堤灯に次々と火がともされ、幽玄な情趣が味わえます。東海七福神の布袋尊をお祀りしており、お正月は初詣、七福神めぐりの人々で賑わいます。

養玉院如来寺


住所
〒140-0015 東京都品川区西大井5-22-25

交通アクセス
JR横須賀線 西大井駅 徒歩10分
都営浅草線 馬込駅 徒歩10分

電話番号
03-3771-4816

スポットURL
http://yougyokuin.com/

マップ
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