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「来て良かった」と思われる品川宿に

2022 5/20
2022年3月22日2022年5月20日
知る

2022年1月上旬、東京観光財団が主催する「これからの観光案内所のあり方を考える勉強会」、都内4つの観光案内所 を巡るバスツアーが開催されました。その中で、北品川にある品川宿交流館本宿お休み処をはじめとする観光案内所の地域との協働でつくる「楽しい品川旅のプロデュース術」も紹介され、多くの反響をいただきました。

今回は、北品川の魅力を発信すべく取り組む方々と品川宿交流館に長年携わってきたしながわ観光協会・大越章光が対談。品川宿の魅力と未来について、KAIDO books & coffee 佐藤亮太さんにお話を伺います。(2022.3.22)

目次

1. プロフィール

●株式会社しながわ街づくり計画 代表取締役/KAIDO books & coffee店主 佐藤亮太さん

1984年生まれ。品川区八潮で育ち、高校卒業後は浅草の人力車の会社へ就職後、リクルートへ転職。「自分の地元で何かやりたい」と考え、株式会社しながわ街づくり計画を設立し、独立。2015年8月には、KAIDO books & coffeeを開業し、品川宿を中心にさまざまな活動を展開している。

●しながわ観光協会 大越章光

1962年生まれ。生まれも育ちも品川宿で、神社・町会・商店会役員等に就任するほか、30年以上、まちづくり活動に参加している生粋の品川っ子。現在は、しながわ観光協会として体験型観光イベントの企画や、品川宿交流館にてまち案内や情報の発信を行っている。

2. 「地元で何かやりたい!」と品川宿交流館へ飛び込んだ

――さまざまなメディアで取り上げられているKAIDO books & coffeeですが、佐藤さんはこの辺りが地元だったそうですね。 

佐藤:品川区八潮育ちなので、小さい頃から北品川の商店街には馴染みがありました。高校を卒業して、浅草の人力車の会社で働いていたとき「北は吉原、南は品川」という言葉を聞いて、昔は品川も華やかなまちだったと初めて知ったんです。

その後、リクルートで働きながら、「自分の地元で何かやりたいな」と少しずつ独立を考えはじめました。

そんな頃、改めて自分の住んでいるまちをゆっくり歩いてみたんです。ちょうど品川宿交流館を通ったら、このまちの取り組みを紹介する「写真パネル展」が開催されていて。

何をやるかも決めていないのに、そこでお茶を配っているおじさんに「このまちで何かやりたいんです」って話しかけました。そしたら、「毎月会合をやっているからおいでよ」って誘われて。

――声をかけた佐藤さんもすごいですが、初対面の青年を誘う交流館の方もすごいですね!

大越:その当時、僕も会合には出ていたんですけど、新しい人は歓迎するムードだったんですよ。誰でも受け入れる宿場町の気質というか……。元気な若者が何かやりたいと言ってくれているなら、話を聞いてみよう!と。

もちろん、誘ったあとにいなくなっちゃう人もいましたが、頑張って続けてくれる人もいて。とにかく、「ここにいる大人たちがケツを持つからやってみろ」って雰囲気があって。「希望を聞く会」のような感じでしたよ。

佐藤:正直、「大丈夫かな?」って不安もありましたけど……(笑)。品川宿に注目が集まることはどんどんやっていこうと思うようになりました。

まずは「人力車走らせたいです!」という自分のPRを兼ねた企画から始めました。

しかし、そもそも観光業がメインではなかった品川宿では人は集まらず。そこから「食べ歩きイベントやりたいです!」「パトロールマラソンやります!」と次々に企画していきました。

佐藤:その中で、いろんな地域の方にご協力いただいて活動をしていく中で、「品川宿交流館みたいな場所がもっとあってもいいよね」と思うようになり、活動拠点として「KAIDO books & coffee」を開業するに至りました。

3. 残金500円……倒産危機を救った仲間の一言

――「お店を持ちたい」ではなく、まちを盛り上げようと活動する中でたどり着いたのが「拠点となる店舗を持つ」ことだったんですね。

佐藤:はい。お店のコンセプトは旅。日本全国、東海道に関するグッズも販売するブックカフェです。かつて全国から旅人が品川宿に集まっていたように、各地のさまざまな文化や情報が集まる拠点になればと名づけました。

大越:佐藤さんは、お店を持って落ち着いたように思うかもしれないけれど、全然そんなことはなくて(笑)。ドラマのロケ地としてお店を貸し出し、今まで品川宿に来たことがなかった方にも門戸を広げてくれています。

佐藤:今、「KAIDO books & coffee」はドラマのロケ地として何度も使っていただいていますが、これは想定外のことだったんです。きっかけは、お店をはじめて3年くらいの頃。「もう潰れるんじゃないか……?」っていうくらい大こけしまして……。通帳残高が500円、みたいなときがあったんです。

そんな時、同じ品川宿で頑張っている仲間から、東京都が運営するロケ地検索サイト「東京ロケーションボックス」に登録したらたくさんの問い合わせがあった、という話を聞いて。試しに登録してみたんです。

そうしたら問い合わせが相次いで、たった2週間でトントン拍子に撮影が決まったんですよ。そのおかげで、なんとか倒産危機を免れたんです。

――すごいタイミングでしたね!

佐藤:しかも、撮影に来てくれた方は一度で終わらなくて。「このまちがよかった」と話して、また来てくれるんですよ。それに、映画やドラマを見たファンが「ここって〇〇のロケ地でしたよね?」とわざわざ全国から訪ねてきてくれる……。「こんなに嬉しいことはないな〜」と感じましたね。

4. 「来て良かった」と思って帰ってほしい

大越:佐藤さんのすごさは、サービス精神。なんとなく「よかったね」じゃなく、相手を満足させる努力をしていますよね。

例えば、ロケ地としても貸し出すときにも、撮影のまかないとしてお店のカレーを出す。放映後に来てくれた出演者のファンの方にも、「ロケの時に食べたメニュー」としてそのカレーを提供したり。

佐藤:品川宿エリアは、品川の駅からは歩けば15分以上かかるんです。だから、東京に住んでいても「初めて来た」という方も多くて。一生に何回来るかわからないこのまちに足を運んでもらったんだから、「本当に来てよかった」と心から思って帰ってほしいです。

おかげさまで土日は満席になることも多くて。ご希望の時間にご案内できない方もいるんですけど、せっかく来てもらったので、近くにあるカフェや名所を僕らの目線で紹介したオリジナルの地図をお配りしています。

――その原動力はどこから来ているのでしょうか?

佐藤:やっぱり「このまちが好き」ってことに尽きます。大越さんをはじめ、地元の方とお話していく中で、まちの魅力を知って、もっと何かやりたいという思いも少しずつ芽生えてきました。

この品川宿に人が集まり、品川宿を好きになってもらって、「今日はKAIDO books & coffeeでお茶していく?」くらいのノリで来てくれたらいいなって思っています。

ホットドッグが名物メニューの一つ

佐藤:それに、これだけ好きなことができるまちってあまりないと思っていて。品川区役所の方も考え方が柔軟で、風通しもすごく良いです。そして、品川宿の先輩方がすごく寛容なのも大きいと思いますよ。

大越:それは昭和63年(1988年)に旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会が発足後、当時の区役所の各関係部署の担当職員と商店街の人たちが毎月夜に集まり膝を突き合わせて「これからどうしていくか?」を真剣に議論していたからかもしれません。

そこから数十年経てば、当時の若手さんたちは課長・部長クラスになっている。風通しのいいものを今すぐに作ろうとしても難しくて。

長年付き合ってきた結果、「みんなで一緒にまちのことを考えていこう!」と思える風土と、いい関係が築けるようになったんだと思います。

5. ここで生まれて育ちたかったと思われるまちへ

――とっても素敵なお話ですね。最後に、今後の目標を教えてください。

佐藤:自分の感覚だと、品川宿ってまだまだ井の中の蛙だったな、と思っていまして。それが今回のコロナ禍で、強制的に井戸を壊されてしまったので、「外に出よう」という感覚に変わってきました。

佐藤:2022年春、「KAIDO books & coffee」をリニューアルし、隣には焼き菓子をテイクアウトできるお店もオープンする予定です。これまで飲食と古本がメインでしたが、コロナ禍で状況も変わってきたので、物販にも力を入れて、改めて品川宿をブランディングして、世界に向けて開かれた場所・商売をしていきたいと考えています。

5年後には、品川にはリニア新幹線ができ、高輪ゲートウェイ周辺にも企業がやってきて、新しいものができるという期待感もあります。それこそ、日本中、世界中から人が集まる場所になるはず。洗練された商品や情報を届けられるといいなと感じますね。

大越:しながわ観光協会としても、品川区全体を盛り上げる種まきをしている最中です。品川宿でいえば、大井町や天王洲エリアなどの人が集まるエリアからどうやって足を運んでもらうかも考えていきたいと思っています。

私個人としては、他にも神社のお祭りの役員や町会、商店会、教育にも関わっているので、どうやってまちを盛り上げていくかやることは山積みです。

正直どこまでが仕事で、どこまでがライフワークかわからなくなっていますが(笑)。「このまちで生まれて、育ってみたかった」そう思ってもらえるまちづくりに力を入れていきたいですね。

でも、佐藤さんから「品川宿が好き」とお気持ちを聞けたのが今日の一番の収穫ですよ。

佐藤:飲食店って、ただご飯を出すだけの存在じゃないと思うんですよ。お客さんとのコミュニケーションがあってこそだし、人の想像力を掻き立てるような、そんなお店づくりをこれからしていきたいですね。

大越:品川区には大きなランドマークがあるわけではないので、「観光できる場所なんてないよ〜」と思われるかもしれません。

でも実は、パッチワークのようにまちごとの魅力が詰まっているエリア。荏原や戸越銀座、天王洲エリア、開発が進む品川駅周辺、そして品川宿と魅力ある場所がたくさんあります。

住んでいる人、暮らしている人がその魅力に気づき、その魅力を発信することが観光にもつながる、そんな思いを僕も再認識できました。ありがとうございました!

 

 

「宿場」は、宿泊や通信業務を備えた街道沿いの町場のことを指します。江⼾時代には、東海道の第⼀宿として栄えていた品川宿。「KAIDO books & coffee」は、さまざまな形で地域を開き、新たな人々を呼び込む風を起こしています。

どんな人も受け入れる「宿場町の気質」が大きなムーブメントを作り出し、新しい人を呼ぶ。そんな取り組みが風通しよくできるまち・品川宿。都内にいながら新しい発見ができる品川宿は、一度と言わず、二度三度と足を運んでみたい場所です。 (2022.3.22)

品川宿の魅力を発信: 「宿場から北品川を盛り上げる」 ~ゲストハウス品川宿・宿場ジャパン代表 渡邊崇志氏が語る品川宿の魅力~

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