通いたくなる五反田グルメ
五反田駅周辺には、街に集うみんなの胃袋を満たしてくれるグルメがそろっています。数あるお店の中から、お買い物やランチ、飲み会などで通いたくなる5店をご紹介します。(2024.1.27)
1. 30種類以上の味噌から気になる味を 大正創業の老舗「坂本商店」
五反田駅から徒歩3分。大正11年に創業した老舗味噌店「坂本商店」は、生味噌にこだわったラインナップが魅力です。五反田の本店をはじめ、大森などにもお店を構えています。
店内には常時約30種類の味噌がずらり。全国各地の味噌を創業当初から変わらぬ量り売りスタイルで販売します。中には1キロで1,540円の「ぜいたくみそ」も。
人気の味噌は、どんな料理にも合わせやすい「信州糀」や、具だくさんお味噌汁にぴったりの「極上越後糀」。同店オリジナルの「あわせみそ」は、店ごとに使っている味噌や調合が異なるそうです。
個性的な味わいを求めるなら、黒い色をした味噌をチェック。「岡崎八丁」は豆味噌と言われる種類で、濃い色と独特の渋みが特徴です。こうじの香りを楽しみたいなら、「九州麦麹」がおすすめ。麦の粒感も楽しめます。
欲しい味噌が決まったら、欲しい量をオーダーしましょう。一人暮らしでも購入しやすい300グラムから用意されています。2種類の味噌を、1つの袋につめてもらうことも可能。それぞれの味噌を味わえるうえに、2つの味噌が重なった部分は合わせ味噌として、また違った味を楽しむことができますよ。
少ない量から試したい方には、ワンコイン価格で手軽に買える「おためし100円味噌」も。五反田グルメとして、手土産にもおすすめです。
住所:〒141-0022 東京都品川区東五反田1-14-9 電話番号:03-3443-8611 営業時間:9:00~18:00 定休日:日曜、祝日 URL:https://sakamoto-miso.com/index.html
2. 仕事終わりにふらりと一杯 立ち食いずし「すし処 都々井」
目黒川沿いのリバーライトビル、通称「五反田ヒルズ」の地下1階に店を構える「すし処 都々井」。1990年にJR五反田駅のガード下にオープンし、一時休業から移転を経て、2018年から現在の場所で営業しています。
立ち食いだからこそ、頑張った日の仕事終わりに、ひとりでもふらりと入れるのがうれしいお店です。
おすしは1貫から注文でき、価格も100円〜とリーズナブル。あれこれ選ぶのが苦手な人には、セットメニューもあります。1,000円のセットでも、このボリューム感。満足度200%です!
ネタが新鮮でおいしいのはもちろんのこと、注目したいのはシャリ。お米屋さんと相談してその年で一番いい銘柄を仕入れているとのこと。
お酒と一緒に楽しみたいおつまみも充実。旬の食材が並びます。冬なら牡蠣や白子、あん肝などがおすすめ。
ここでしっかり飲み食いする人もいれば、おすしをつまんでから次の店へ流れる人も。自分のお腹具合と予定にあわせて利用しやすいのが、このお店の魅力。おすし好きは、ぜひ気軽に立ち寄ってみて!
住所:〒141-0022 東京都品川区西五反田1-9-3 リバーライトビル ホテルロイヤルオーク五反田飲食街グランドフロア地下1階 電話番号:03-6417-3564 営業時間:16:00~22:00(L.O.21:30) 定休日:日曜、祝日(月曜のみ)
3. 旬の野菜を備前焼の器でじっくり楽しむ メニューのない小料理屋「古里」
同じく五反田ヒルズ内で、もう一店。小料理屋「古里」店主の塩野淳一さんは、品川で八百屋さんを営みながら、夜は五反田で同店を開いています。
メニューは2,500円と3,000円の2つのコース料理のみ。金額の違いは、品数の違いだそうです。胃袋のサイズに合わせて選んでくださいね。
野菜の目利きである塩野さんが、その日に市場で選んだ品でコースを組み立てているとあって、旬の野菜や季節の魚介類が次々と登場。どれもこれも、おいしくて、こんなお手軽な価格でいいのかなと思えるほどでした!
さらにうれしいのが、出てくる器がすべて備前焼という点。作家ものの器でお料理を味わえるなんて贅沢ですよね。手に取るとざらりとした土の質感を感じ、味覚、視覚に加えて、触覚も刺激される新鮮な体験でした。
「おいしかった、お手頃だったと思ってもらえて、また来てくれたらうれしい。自分の家という感覚で楽しんで」と、気さくな塩野さん。訪れる際は、予約を忘れずに!
住所:〒141-0022 東京都品川区西五反田1-9-3 リバーライトビル ホテルロイヤルオーク五反田飲食街グランドフロア2階 電話番号:050-5597-0844 営業時間:17:30~22:30 定休日:土曜、日曜、祝日
4. ここでしか食べられない常連さん考案メニューも「陳麻家 西五反田さくら通り店」
大崎広小路駅の交差点近く、17年ほど前からこの地で営業しているという「陳麻家 西五反田さくら通り店」。メニューは四川料理を中心に、麻婆豆腐や担々麺など庶民的な中華料理がならびます。
店内の壁には多彩なレパートリーがずらり! 日中は五反田で働く人の昼食スポット、夜は仕事帰りの胃袋を満たす居酒屋として、多くの人に愛されているお店です。
陳麻家の名物といえば、「陳麻飯(チンマーハン)」。四川山椒とラー油で「究極の辛さを追求した」という麻婆豆腐が、ご飯の上にたっぷりかかっています。
同店のおすすめは、そんな名物メニュー「チンマーハン」をアレンジした「なべ丼」(1,150円/税抜)。「チンマーハン」と「ニラ玉」、2品が1つのお皿にどーんと盛られており、超ボリューム! ニラ玉好きの常連さんからのリクエストから生まれたメニューです。
麻婆豆腐のシビレ辛い刺激をニラ玉がやわらげてくれるので、初めてチンマーハンを食べる人でも食べやすい辛さになっています。とにかくたくさん食べたい腹ペコさんも、満足できること間違いなし。仕事上がりにビールと一緒にいただくのもよさそうですね。
ちなみに「陳麻家」は都内に数多くありますが、「なべ丼」を食べられるのは、このさくら通り店だけ! このお店を訪れたのなら、見逃し厳禁の一品なのです。
とはいえ、メニューが豊富な陳麻家。何を食べようか迷ってしまった時は、店員の佐藤さんに相談を! 好みを伝えれば、おすすめを教えてくれますよ。
住所:〒141-0031 東京都品川区西五反田2-18-3 電話番号:03-3493-1125 営業時間:11:00~23:00 定休日:日曜 URL:https://tokyo-shurou.com/chinmarya-sakuradouri/
5. 0次会から飲み会後の「もう一杯」まで スポーツバー「BARLEY VILLAGE」
東五反田・壱番街の中に位置する「BARLEY VILLAGE(バーレイビレッジ)」は、2台ある大きなテレビでスポーツ観戦しながら、お酒やおつまみを楽しめる空間が魅力のスポーツバー。HUBで修行した店主の杉田修一さんによる、こだわりのハイボールやビールが魅力です。
スポーツバーならではの良さは、ほかのお客さんとの一体感を味わえること! 「大きな大会の時は、このお店でお客さんと一緒に、自分も楽しんで応援しています」と杉田さん。
ウイスキーは常時40種類ほど。メニューにないレアな銘柄もあるとのことで、気になる方はぜひ杉田さんに声をかけてみて。ハイボールは、強い刺激が魅力の強炭酸で、すっきりといただけます。生樽で用意されているゲストビールにも注目です! 何が飲めるかは、訪れた日のお楽しみ♪
こだわりの「おつまみローストビーフ」(750円)は、柔らかい肉質でお酒との相性もばっちり。寒い季節は、温かい「海鮮とキノコのアヒージョ」(1,100円)もイチオシです。海鮮のうまみが染みだしたアヒージョが冷えた体に染み入りますよ。
みんなとわいわい楽しめるスポーツ観戦はもちろん、飲み会前の0次会や飲み会後の「もう1杯」を目当てに利用する人も。カウンター席もあるので、気ままな一人飲みにもおすすめですよ!
BARLEY VILLAGE
住所:〒141-0022 東京都品川区東五反田1-16-3 EAST-1ビル 1階 電話番号:03-6277-3080 営業時間:月曜~金曜、祝前日=18:00~24:00 (フードL.O. 23:00、ドリンクL.O. 23:30)、土曜=18:00~23:00 (料理L.O. 22:30、ドリンクL.O. 22:30) 定休日:日曜、祝日、不定休あり(年末年始など) URL:https://barleyvillage.owst.jp/ Instagram:https://www.instagram.com/barleyvillage
五反田には魅力的なお店やスポットがたくさん。デジタルスタンプラリー期間に、ぜひ気になるお店へどんどん出かけてみましょう! 天気のいい日は、目黒川沿いの五反田ふれあい水辺ひろばや五反田リバーステーションのベンチでひと休みもおすすめ。五反田の街をじっくり楽しんでみてくださいね。
※記事中の店舗情報は2023年12月下旬の内容です。店舗の営業時間、提供内容は変更となる場合がありますのでご了承ください。
(取材・執筆・撮影:ミノシマタカコ 編集:森夏紀/ノオト)