品川区のおすすめモーニング

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北品川駅, 旗の台駅, 大井町駅

いつもより早く、すっきり目覚めた朝。そんな日は、ちょっと特別な朝の時間を過ごしてみませんか? カフェでいただくパンとコーヒーの王道モーニングから、からだにやさしい和朝食、海外風モーニング、朝ラーメンまで! 品川区内でおすすめしたい朝食スポット5店を紹介します。(2023.8.26公開)

  1. こだわり食パンをいただく憩いの場、ベーカリーカフェ「pain du boo」(北品川)

  2. pain du boo パンデュブー
    「クラシックブレックファスト」

    京急本線北品川駅から徒歩2分ほど、2023年5月にオープンしたベーカリーカフェ「pain du boo(パンデュブー)」。系列の食パンブランド「はせがわ」のパンを使ったメニューを楽しめるお店です。

    モーニングタイムは8時〜10時30分。地元の方、お仕事前に立ち寄る方はもちろん、近くのホテルやゲストハウスの宿泊客も集まります。

    pain du boo パンデュブー 

    店内には、ぬくもりを感じられる木目調のテーブル、ベンチを設置。店内の様子が外からうかがえるのも、気軽に立ち寄りやすくてうれしいですね。

    コーヒー(350円)やラテメニュー(450円〜)とセットで注文できるモーニングメニューは、全4種類。

    さくっと朝食を済ませたい方向けの「エクスプレス ブレックファスト」(200円・平日限定)や「フレンチトースト」(650円)、食パンで作る「チーズホットドッグ」(550円)も!

    pain du boo パンデュブー 
    製粉会社と共同開発したオリジナルの小麦粉に、国産バター、はちみつ、フレッシュクリームを加えたリッチな味わい

    今回注文したのは、「クラシックブレックファスト」(850円)。厚切りのトースト、ケールサラダ、目玉焼き、ウィンナー、ヨーグルトと、「そう、こういうモーニングを求めてた!」と思わず言いたくなる王道の朝食プレートです。

    はせがわ特製の「欣幸(きんこう)」をぜいたくに厚さ3センチで楽しめるのは、モーニングの醍醐味。溶け出したバターをしっかり絡め、がぶりと一口。幸せが口いっぱいに広がりました。

    pain du boo パンデュブー 

    “いかにパンをおいしく食べられるか”をテーマに、コーヒーは 群馬・高崎「warmth」によるオリジナル焙煎のスペシャルティコーヒーを使用。チョコレートのようなコクのある風味がパンにとっても合います!

    pain du boo パンデュブー 

    9時30分以降は、デニッシュ生地にこだわったクロワッサン(340円~)や、かわいらしい見た目のブーロール(638円〜)なども販売。

    pain du boo パンデュブー 

    スタッフの長谷川真子さんは、「少し気分が晴れない日も、おいしいパンとコーヒーで1日を始めてほしい。つらいとき、忙しいときに『でも、今日の朝食はおいしかったな』と心に火が灯るような、一瞬の幸せを提供できたら」と、にっこり。お店に滞在中、スタッフの方々がお客さんと楽しそうに会話する姿も、とっても印象的でした。

    pain du boo パンドゥブー 

    居心地の良さに、ついつい長居したくなるパンデュブー。おいしいパンとコーヒーで、きっとすてきな1日が始まるはずです。

     

    pain du boo

    ・住所 〒140-0001 東京都品川区北品川1-22-19 オープンレジデンシア品川1F

    ・電話番号 03-6712-0016

    ・営業時間 8:00〜18:00
    ※モーニングは8:00〜10:30

    ・定休日 月曜

    ・URL https://hueandi.jp/painduboo

     

  3. あったかいベーグルに心ほぐされる「Bagel & Cafe -La Vie Claire-」(旗の台)

  4. La Vie Claire ラヴィクレール 
    「ベーグルモーニング」

    東急線旗の台駅から徒歩5分、三間通り沿いの商店街にある、ベーグルカフェ「La Vie Claire(ラヴィクレール)」。国産食材を使い、健康的でおいしい「ワンランク上のファストフード」を楽しめるお店です。

    平日8時〜10時30分に、3種類のモーニングメニューを提供します。

    La Vie Claire ラヴィクレール 

    お店のコンセプトは「日常の中の特別な時間」。席を店内奥に設けたのは、オーナー・柿沼佳代子さんのこだわり。あえて外の景色を見られなくすることで、日常から離れたひとときを過ごせるようにしたのだとか。

    La Vie Claire ラヴィクレール 
    国産の米粉・小麦粉を使う、もちもち食感の「いばらきベーグル」。トーストしたてでほかほか!

    ドリンク付きの「ベーグルモーニング」(1,200円)は、チーズをかけてトーストしたベーグル、コーンスープ、グリーンサラダのワンプレートです。

    La Vie Claire ラヴィクレール 

    ナイフとフォークを使って、まずはそのままベーグルを一口。小麦のやさしい香りが口に広がります。ベーグルの味をしっかり堪能したあとは、チーズの上からはちみつをたっぷりかけてめしあがれ。

    はちみつの甘さとともに、チーズやベーグルの味がしっかり感じられて感動しました。おいしすぎて手が止まりません。

    (写真提供=La Vie Claire)

    「クロックムッシュ風トーストサンド」や「ブルーベリージャムトーストサンド」(以上1,200円)の食パンは、近隣の人気店「阿美(あめい)パン」がラヴィクレールのサンドイッチ用に開発したもの。もちっとした食感が魅力です。

    La Vie Claire ラヴィクレール 

    「仕事や育児で忙しく、なかなか遠出ができない方にも、ホテルの朝食のような雰囲気を楽しんでもらえたら。ぜひ日常の中にある特別な時間を過ごしてくださいね」と柿沼さん。

    La Vie Claire ラヴィクレール 

    あったかいベーグルに、胃も心もほっと癒やされるモーニングタイム。忙しい毎日でも、ちょっとしたお出かけ気分を味わえるお店です。

     

    Bagel & Cafe -La Vie Claire-

    ・住所 〒142-0064 東京都品川区旗の台4-2-4 M&Sビル101

    ・電話番号 03-6426-1266

    ・営業時間 8:00〜16:30 L.O
    ※モーニングは平日8:00〜10:30

    ・定休日 なし

    ・URL https://lavieclaire.studio.site/

     

  5. 早朝からワンコインで朝ラーメン「武蔵家 大井町」(大井町)

  6. 武藏屋 
    「朝ラーメン」

    「朝からラーメンが食べたい!」ちょっぴりジャンクな気持ちを叶えてくれるのが、JR大井町駅から徒歩3分の場所にある、家系ラーメン「武蔵家 大井町」。

    平日は朝7時、土日はなんと朝5時から「朝ラーメン」(並=500円、中=600円、大=700円)を提供。飲み会帰りや出勤前の人々が次々と立ち寄っていきます。

    武藏屋 
    朝の混雑のピークは、開店時と朝ラーメンの提供終了が近づく10時30分ごろ

    「朝からやっているそば屋さんがあるなら、朝から営業するラーメン屋があってもいいのでは?」と思いつき、3年ほど前に朝営業をスタートしたそう。

    当初は利用者がなかなか増えませんでしたが、徐々に「早朝からやっているラーメン屋」として知られるようになり、今では開店を待つ列ができることも。

    武藏屋 
    店内はカウンターのみ10席

    ガラガラと扉を開けると「いらっしゃいませっ!」と元気いっぱいの声が迎えてくれました。朝からこの活気! ちょっと寝不足な日も一瞬で目が覚めそうです。

    券売機で食券を購入し、店員さんに麺のかたさ・味の濃さ・油の量を伝えます。朝ラーメンでも好みを選べるのがうれしいところ。さらに朝ラーメンにも無料でライスがつきます。何回でもおかわり自由です!

    武藏屋 

    今日は朝ラーメンの並盛り(500円)に、人気のトッピング「のり5枚」(50円)を追加。スープや麺は通常のラーメンと同じものです。通常のトッピングはネギのみですが、たっぷり乗せてくれるので満足感も十分。

    家系らしい濃厚な豚骨醤油スープが、中太麺とよく絡みます。たっぷりのネギも一緒にズルズルとすすり始めたら、もう箸が止まりません!

    武藏屋 

    トッピングはほかにも 、「チャーシュー3枚」(300円)、「味玉」(100円)、「ホウレン草」(100円)、ネギとチャーシューをあえた人気の「ネギチャーシュー」(50円)などなど、豊富なバリエーション。

    武藏屋 

    味変用の調味料は、パンチをきかせたい時のニンニクをはじめ、お酢、豆板醤、コショウ、ごまを用意。筆者は後半戦でお酢を追加してみました。さっぱりした味わいになり、最後まで麺とスープを楽しめます。

    武藏屋 

    「物価高騰の影響から、昼のラーメンは泣く泣く値上げさせてもらいましたが、朝ラーメンだけは開始当時の料金で提供しています。朝から安くておいしいラーメンを食べて、元気に1日を過ごしてもらえたら」と話す店長の吉田隼士さん。

    朝からラーメンと聞くと少々ヘビーな印象でしたが、食後に胃袋が疲れた感覚もなく、むしろラーメンのおかげで活動的な1日となりました。朝は比較的ひとりの利用者が多く、気軽に立ち寄りやすいのも魅力。ぜひ武蔵屋で朝ラーメンに挑戦してみてください!

     

    武蔵家 大井町

    ・住所 〒140-0011 東京都品川区東大井5-4-10

    ・電話番号 03-5462-8722

    ・営業時間 平日=7:00〜翌2:00、土曜・日曜・祝日=5:00〜翌2:00
    ※朝ラーメンは開店後、11:00まで

    ・定休日 なし

    ・URL https://twitter.com/634_001

     

  7. 朝から旅気分! 海外のモーニング文化を満喫「saison bakery & coffee」(五反田)

  8. saison セゾン 

    JR五反田駅から徒歩2分、2023年3月にオープンした「saison bakery & coffee(セゾン ベーカリー&コーヒー)」。「モーニング」という時間帯は設けず、どの時間に訪れても1日中朝食メニューが楽しめるベーカリーカフェ&レストランです。

    海外諸国には家族や友人とお店で朝ごはんを食べる文化があり、そうしたスタイルを日本で広めていくのが同店のコンセプト。メキシコ、スペイン、アメリカ、ベトナムなど世界中からインスピレーションを得たという料理がそろいます。

    saison セゾン 

    店内に入ると、おいしそうなパンがお出迎え。向かいにはコーヒーカウンターが設置されています。

    saison セゾン 

    ベーカリーコーナーには、人気のクロワッサン(300円)をはじめ、お店イチオシで酸味が特徴の「サワードー」(380円〜)、種類が豊富なマフィン(280円〜)などがずらり。オープンキッチンになっているので、気になるパンやおすすめをぜひスタッフに尋ねてみましょう。

    saison セゾン 

    店内奥のU字型のカウンターテーブルは、まさにセゾンが目指している海外朝食文化の象徴。スタッフとのコミュニケーションはもちろん、お客さん同士のコミュニケーションのきっかけになればと採用したそうです。海外のおしゃれなカフェを訪れたような雰囲気が楽しめます。

    saison セゾン 

    セゾンの主力メニューである「タルティーヌ」は、スライスした「サワードー」に具材をたっぷりのせたオープンサンド。どの味を食べるか悩んだ末に、「アボカド」(800円)を注文しました。メキシコ料理の定番、タコスに使用される「ワカモレ」をイメージしたソースの上にアドカドがたっぷり。

    サラダのように爽やかなオープンサンドかと思いきや、クミンが香って想像以上にスパイシー! 食べ応え十分ながら、片手でパクパクと食べられるのも朝食向きです。

    このほか、スペイン料理のパンコントマテをイメージした「トマト」(800円)、みずみずしいキュウリにガーリックヨーグルトのソースをのせた「キューカンバー」(800円)、ヤギのチーズにはちみつをかけた「シェーブル」(950円)など、7種類を用意します。

    saison セゾン 

    人気のチーズオムレツ(800円)も注文。栄養価が高い赤卵を使用し、出来立てほやっほやの状態で運ばれてきます。ふわふわ卵と濃厚チーズのオムレツを楽しめる朝……幸せ以外の言葉が見つかりません。

    saison セゾン 

    「ふらっと立ち寄って、ふらっと食事をして帰る。そんな日常のひとコマになるようなお店にしたいです」と話すのは、フレンチのシェフを経て同店店長を務める杉本巧さん。

    saison セゾン 

    パンやコーヒーはテイクアウトできるので、近くにある目黒川沿いの広場でちょっと休憩するのにもぴったり。朝食と一緒に海外気分を味わいたい方、新しい発見をしたい方におすすめのお店です。

     

    SAISON bakery&coffee

    ・住所 〒141-0022 東京都品川区東五反田2-8-3

    ・電話番号 03-6721-7233

    ・営業時間 8:00〜20:00

    ・定休日 なし

    ・URL https://www.instagram.com/saison_bakerycoffee/

     

  9. 発芽玄米のお粥と無農薬野菜、神社境内にあるレストラン「四季膳」(戸越銀座)

  10. 四季膳 

    和朝食派にぜひ訪れてほしいのが、2023年3月、戸越八幡神社の境内にオープンしたオーガニック和食料理店「四季膳」。からだにやさしい発芽玄米のお粥と、無農薬野菜を使った料理が特徴です。

    東急池上線・戸越銀座駅からは、商店街を通って徒歩8分ほど。朝食メニューは、平日朝9時〜11時、土日祝は8時〜11時に提供します。

    四季膳 

    社務所を改装した店内は、畳敷きで落ち着く空間。窓側の席からは参道の様子が眺められます。

    四季膳 

    ゆったりと流れる時間を静かに満喫していると、朝食メニューの「発芽玄米のお粥と小鉢と香のもの」(1,000円)がお盆にのって運ばれてきました。

    小鉢と香のものの内容は時期によって変わります。この日は、利尻昆布や本枯節(ほんかれぶし)などからとった出汁を使う煮卵、ポテトサラダ、ちりめん山椒、香のもののきゅうり、北海道・川汲(かっくみ)産の真昆布を堪能しました。

    四季膳 

    お粥は、消化を良くするために炊き上げた発芽玄米をミキサーで細かくしてから火にかけます。もっちりを通り越して「むっちり」という言葉がぴったり。つぶつぶとした食感も楽しい!

    食べ始めてからしばらくすると、胃袋がぽかぽかと温まってきたのも驚きでした。からだの内側から元気になっている気がする!

    四季膳 

    「食事がからだを作るとは言いますが、日常的に食事に気を配るのは、なかなか難しい人もいると思います。当店の食事が、からだと健康を見直すきっかけになればうれしいです」と話すのは、マネージャーの高田香里さん。

    朝食で心身を整えたあとは、ぜひそのまま参道を進んでお参りを。木々に囲まれた境内の空気をたっぷりチャージすれば、心とからだに溜まっていたモヤモヤが抜けていくはず。

    「最近どうも疲れているな……」と感じる方は、ぜひ戸越八幡神社で“朝活”をしてみませんか?

     

    四季膳

    ・住所 〒142-0041 東京都品川区戸越2-6-23 戸越八幡神社内

    ・電話番号 080-2254-1250(営業日の10:00〜17:00)

    ・営業時間 水曜・木曜・金曜=9:00〜16:00、土曜・日曜・祝日=8:00〜16:00
    ※いずれも朝食は11:00まで

    ・定休日 月曜・火曜・神社の祭事日

    ・URL https://shiki-zen.com/

     

    気分を変えたいとき、元気をチャージしたいときにぴったりの、おすすめモーニングを紹介しました。東京旅行の朝ごはんや休日の楽しみに、通勤や散歩の途中に、ぜひ品川区内の朝食スポットを訪れて、いつもと違う朝の時間を楽しんでみてくださいね。

    ※記事中の店舗情報は2023年7月中旬の内容です。店舗の営業時間、提供内容は変更となる場合がありますのでご了承ください。

    (取材:はせがわみき 編集:森夏紀/ノオト)

     

  11. 【おすすめ朝食スポット】品川モーニングタイムライン(しながわ観光協会調べ)

  12. 品川区内のおすすめ朝食スポットを開店時間順にご紹介。
    ☆=今回紹介しているお店
    ※最新情報は各店の公式SNSやHP等よりご確認ください。

    ▼7:00~
    武蔵家(ラーメン/大井町)☆
    LUXE DINING HAPUNA(ホテルビュッフェ、バイキング/品川)

    ▼8:00~
    pain du boo(ベーカリーカフェ/北品川)☆
    La Vie Claire (ベーグルカフェ/旗の台)☆
    saison bakery & coffee(ベーカリーカフェ/五反田)☆
    バル マルシェ コダマ エキュート品川店(エキナカ欧風バル/JR品川駅構内)
    東京豆漿生活(台湾風カフェ/五反田)

    ▼9:00~
    四季膳(発酵玄米のお粥/戸越)☆
    ※土日は8:00~
    THAI CAFE SIMPLY BEST(タイカフェ/大井町)

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