五反田で仕事帰りの一杯を!五反田バレー企業のおすすめ店5選
JR山手線・東急池上線・都営浅草線が乗り入れる五反田駅。今、ベンチャー企業のオフィスが急増するエリアとして、新たに注目を集めています。ビジネスパーソンが行き交い活気づく五反田の街で、仕事帰りの一杯に立ち寄りたい店をご紹介します。(2018.11.15)
1. 「五反田バレー」設立! ベンチャー企業が集まる注目スポット・五反田の魅力
2018年7月、五反田を拠点にするベンチャー企業6社を中心に、「シリコンバレー」ならぬ「一般社団法人五反田バレー」が結成されました。企業同士や行政との連携を通して、ビジネスエリアとしての五反田の発展を目指します。
なぜ今、五反田にオフィスを構える企業が増えているのでしょうか。
同団体によると、渋谷や六本木に比べてオフィスが安く借りられること、周辺エリアに社員が住みやすいこと、交通の利便性が高いことなどが理由として挙げられるそう。
そんなビジネスパーソンが集まる街に欠かせないのが、仕事帰りの一杯を楽しむ飲食店。五反田バレー参加企業の皆さんに、行きつけのお店を紹介してもらいました!
2. 「かね将」はのんべえに優しい居酒屋! まずは仕事終わりの一杯を
五反田駅西口から徒歩2分。営業を始めて35年が経つという居酒屋「かね将」には、16時30分の開店と同時にお客さんが集まってきます。
リーズナブルなメニューが魅力のひとつ。芝浦の食肉市場から仕入れたレバーやハツなどの豚もつを使った串料理「焼きとん」(1本=100円)や、「もつ煮込」(380円)「自家製肉じゃが」(小=230円、大=450円)などの煮込み、「まぐろぶつ切」「酢ダコ」(以上420円)などの魚介メニューをそろえます。
ドリンクメニューは、生ビール(小=470円、中=520円)や「サントリー角」(530円)など。「宝焼酎25度」(230円)とホッピー(250円)や「レモン」「青リンゴ」などのサワー(各160円)を注文すると、ザルに入った氷とグラスが机に運ばれてきます。
「自分でお酒の濃さを調整できるのが、のんべえに優しいですね」と話すのは、株式会社よりそう・広報の髙田綾佳さん。
同社は葬儀や終活の領域を、ITやウェブの力で透明化するサービスを行うITベンチャーです。全国一律・定額の葬儀「よりそうのお葬式」、定額のお坊さん手配「お坊さん便」、終活の不安に23サービスの一元提供で対応するブランド「よりそう」を提供しています。
髙田さんおすすめのフードメニューは、「牛スジトマト煮」(小=250円、大=430円)。ニンニクと唐辛子が効いたスパイシーな一品は「今まで食べてきた牛スジ煮込みの中で、ダントツのおいしさ!」と絶賛。ぜひお試しあれ。
かね将 ・住所 東京都品川区西五反田2-6-1 ・電話番号 03-3495-4677 ・営業時間 月曜~土曜 16:30~23:30(L.O.23:00) 日曜・祝日 16:30〜22:30(L.O.22:00)
3. 「もつ焼き だるまちゃん」では毎日ハッピーアワーを開催
五反田駅から大崎広小路駅へ向かう大通りを一本奥に入ると、居酒屋「もつ焼き だるまちゃん」の赤ちょうちんが見えてきます。2017年のオープン以来、熱烈なファンを増やすお店です。
「私たち全員、『だるまちゃん』のヘビーユーザーです!」と集まってくれたのは、株式会社ココナラの社員の皆さん。同社では、ウェブ上で個人のスキルを売り買いするフリーマーケットサービス「ココナラ」を運営しています。
「週6回通う社員もいます」と好評の同店は、気軽に寄れる立ち飲みスタイル。開店時間から18時まで、毎日ハッピーアワーが開催されています。好きなドリンク1杯とフード1品を選べるセットメニュー(590円)など、全3種類のお得なサービスが利用可能。
もつ焼きはもちろん、おすすめは低温調理で生に近い食感を再現した「刺しもの」(350円〜)です。ラインアップはレバーやハツ、上タンなど7種類。単品でも好きな部位の盛り合わせでも注文できます。
アルコールメニューは、生ビール(480円)やハイボール(380円)のほか、大葉と梅入りのオリジナルドリンク「だるまちゃんサワー」(480円)も。凍らせたキンミヤ焼酎のシャリシャリとした食感にバイスサワーがよく合います。くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。
もつ焼き だるまちゃん ・住所 東京都品川区西五反田1-32-4 モリスビル1F ・電話番号 03-6421-7342 ・営業時間 平日 16:00~23:15 土曜 15:00~23:00 日曜・祝日 15:00~22:30
4. 「立喰ずし 都々井」は、五反田ヒルズのハシゴ酒に欠かせない
「立喰ずし 都々井」は、1990年から五反田駅の高架下で営業を続けてきた立ち食いスタイルの寿司店です。一時休業を経て、2018年4月に移転・再オープンしました。
現在店を構えるのは、目黒川沿いのホテルロイヤルオークに併設する飲食街ビル(通称=五反田ヒルズ)。同店以外にも、スナックやバー、小料理屋さんなどが入っています。
「ディープな五反田を味わうなら、ぜひ五反田ヒルズへ!」と話すのは、セーフィー株式会社・PRの鈴木章子さん。
同社では、カメラとインターネットをつなぐクラウド型の防犯カメラ・監視カメラサービス「Safie(セーフィー)」を提供します。
「五反田ヒルズ内のお店をはしごする前に、おいしいお寿司で腹ごしらえできるのがうれしい」と鈴木さん。店内には、カウンター席のほか、グループで利用できるテーブルも設けられています。
定番ネタから旬のおすすめまで、握り(80円~)は1貫から注文できます。「あら煮」「なめろう」(以上500円)や刺身など、お酒のお供になるメニューも充実。
アルコールメニューは、ビール(550円)や日本酒(700円~)のほか、レモンサワー(450円)や焼酎(500円)も。気の合う仲間と軽く食べるつもりが、ついついお酒が進んでしまう、なんてこともあるかもしれませんね。
立喰ずし 都々井 ・住所 東京都品川区西五反田1-9-3 ホテルロイヤルオーク五反田飲食街グランドフロア(B1F) ・電話番号 03-6417-3564 ・営業時間/定休日 17:00〜25:00/日曜・祝日(月曜のみ)
5. 【閉店】「やきとん木々家 六号店 五反田店」で、大串の「やきとん」に舌鼓
※やきとん木々家 六号店 五反田店は閉店しました。 2018年3月、東急池上線の高架下に複合施設「池上線五反田高架下」がオープンしました。ビアバーや地中海料理店など、さまざまな飲食店が軒を連ねます。
その中のひとつが「やきとん木々家 六号店 五反田店」。池袋に本店を構えるモツ焼き居酒屋「木々家(はやしや)」の品川エリア進出店です。
「五反田初心者を飲みに連れて行くのにおすすめ!」と話すのは、株式会社マツリカ・エバンジェリストの中村ガクトさん。同社では、クラウド型の営業支援ツール「Senses(センシーズ)」を提供しています。
同店では、料理の味はもちろん空調などにも気を配り、お客さんが過ごしやすい店内環境を整えています。木を使った店内は明るい雰囲気。グループでの利用時にも、話が弾みそうです。
「串はどれもボリュームがあり、盛り合わせをシェアするだけでかなり満足感があります」と中村さん。同店の「やきとん串」(1本=189円〜)は、1本の串に刺す肉の量が70〜80グラム。これは、平均的な串の2倍の量なのだそう!
中村さんが太鼓判を押すサイドメニューは「自家製ポテトサラダ」(450円)。「胡椒が効いていて、つまみとして素晴らしいクオリティ」と絶賛。
ドリンクの生ビール(499円)には、並々ならぬこだわりが。徹底的な温度管理やビールサーバーの手入れにより、極上の飲み心地を実現しているそうです。
五反田ビギナーにも優しい店構えに込められた、細やかなこだわりの数々を感じてみては。
やきとん木々家 六号店 五反田店 ・住所 東京都品川区西五反田1-15-10 ・電話番号 03-6420-3984 ・営業時間 月曜〜土曜 17:00~24:00(L.O.23:30) 日曜・祝日 17:00~23:30(L.O.23:00)
6. 「BAR ChefTENDER」でゆったりと大人の夜を過ごす
最後にご紹介するのは、五反田駅東口近くの有楽街にある「BAR ChefTENDER(バー シェフテンダー)」。エレベーターで5階に上がり大きな扉を開けると、そこには広々とした高級感のある空間が広がっています。
「本格的なバーで、店員さんの対応がとても丁寧」と話すのは、有限会社ノオトの宮脇淳さん。同社は、品川経済新聞をはじめ各種ウェブコンテンツを制作する編集プロダクションです。
「オーダーできないお酒はないのでは、と思うくらいメニューが豊富。好みの味を相談して作ってもらうのも楽しい」と宮脇さん。飲んだことのないお酒を試したり、興味があれば葉巻の楽しみ方を教えてもらったりと、初めての体験を満喫できる空間です。
同店が力を入れているのがフードメニュー。お店に立つ方全員が「シェフもできるバーテンダー」として腕を振るいます。
ラインアップは、「マルゲリータ」「ゴルゴンゾーラ&ハニー」などのピザ(各種S=1,000円〜、M=1,500円〜)やパスタ(900円〜)など。「手ごねハンバーグステーキ」(1,500円)「ラムチョップのオーブン焼き」(2,300円)などの肉料理もボリューム満点です。
カウンターやテーブル席のほか、個室も設けられています。自分のペースで楽しむのも良し、誰かと一緒に過ごすのも良し。幅広いシーンで利用できるお店です。
BAR ChefTENDER ・住所 東京都品川区東五反田1-17-7 大宗五反田ビル5F ・電話番号 03-6450-4237 ・営業時間 18:00~翌5:00
帰宅前のサクッと一杯から、腰を据えて飲みたい日まで、その日の気分にぴったりの一軒が見つかる五反田エリア。そんな懐の深さも、ビジネスパーソンを惹きつける魅力のひとつなのかもしれません。活気あふれる五反田の街で、今夜も素敵なひと時を。
取材・文:森夏紀(ノオト) 編集:松尾奈々絵(ノオト)
(掲載情報は2018.11.15公開時の情報です)