城南五山めぐり~武蔵野台地の突端を歩く
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JR(山手線)・東京メトロ南北線・都営三田線・東急目黒線 目黒駅
1. 旧播磨国三日月藩森家上屋敷跡 <花房山>
![三日月藩](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/05/yasiki.jpg)
花房山通りに建つ案内板付近から目黒駅近くまでが、江戸時代播磨国(兵庫県)三日月藩森家上屋敷の敷地でした。明治になり、敷地の一部が花房義質邸になったことから、この辺りの高台が「花房山」と呼ばれるようになりました。 花房義質は岡山藩士花房端連の長男で明示・大正期の外交官。枢密顧問官、日本赤十字社社長などを歴任しました。
2. 池田山公園 <池田山>
![池田山公園](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/03/6966ae318e663d99c5fb65c61f5bde93.jpg)
この付近の高台は、江戸時代初期に備前国岡山藩池田家の下屋敷となり次第に「池田山」と呼ばれるようになりました。大正時代末期から次第に宅地として開発され、都内でも有数の高級住宅地として知られています。 池田山公園は、起伏に富んだ地形を生かし、高台から池をのぞき見るような形に造られた池泉回遊式庭園です。
詳細を見る3. ねむの木の庭
![ねむの木の庭](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/03/c6c87decd836379a40400c8c68ab604a.jpg)
皇后陛下のご実家・正田邸の跡地を整備し、2004年に開園した区立公園。 公園中央のシンボルツリー「ねむの木」は6月中旬頃に可憐な花を咲かせます。鮮やかなオレンジ色のバラ「プリンセスミチコ」は皇后さまが皇太子妃時代にイギリスのバラ育種会社から捧げられた品種で、春と秋に見頃を迎えます。
詳細を見る4. 雉子神社
![雉子神社外観2 アイキャッチ](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/03/cef4018aa046ae1332d4760181df3a03.png)
室町時代創建と伝わる歴史ある神社。現在はビルの1階部分に社殿があります。三代将軍 徳川家光が鷹狩りをしていたとき、1羽の白いキジがこの神社に逃げ込んで見えなくなったことから、家光が神社の名を「雉子ノ宮」と呼ぶよう命じたと伝えられています。
詳細を見る5. 清泉女子大学 <島津山>
![清泉女子大学](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/03/b6e921af557170fe4fb0bb95b02b66a01.jpg)
島津山は、仙台藩伊達家の下屋敷地を明治期に島津家が引き継ぎ「島津公爵邸」としたことが由来となっています。旧島津家本邸は大正6年(1917)に建築されたイタリア・ルネサンス様式の洋館で、現在は清泉女子大学本館として使用されています。設計は鹿鳴館や旧ニコライ堂などを手掛けたイギリス人建築家ジョサイア・コンドル。通常は非公開ですが、春と秋に学生ガイドが案内する見学ツアー(事前申込制)を実施しています。
詳細を見る6. 翡翠原石館
![翡翠原石館](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/03/1cc78d91c1973b7eb2007ecca00cf8fa.png)
古代より世界中で崇められてきたパワーストーン「翡翠」専門の博物館。館長が約30年をかけ世界中から収集したさまざまな翡翠を展示しています。糸魚川産翡翠を数10トンをくり抜いた総翡翠造りのお風呂は必見。原石ギャラリーでは展示だけでなく販売も行っています。来館者にはスリランカ紅茶のサービスもありますので、ゆったりと翡翠のパワーを体感できます。
詳細を見る7. 原美術館
![原美術館](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/03/ac1d2f82280b3a6308ca2881763fb77c.png)
原美術館は、1979年に設立した私立現代美術館です。建物は、昭和13(1938)年に建てられた実業家・原邦造の元邸宅で、創建時の設計は東京国立博物館本館や銀座和光で知られる建築家・渡辺仁。アート、デザイン、写真、建築、ダンスなど、さまざまなジャンルの企画展を年5.6回開催、さらに講演会やイベントを通じて国内外のアート作品を積極的に紹介しています。
詳細を見る8. 御殿山庭園 <御殿山>
![御殿山庭園](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/05/aa3fd6adf5185a4bc36cef8023d3c498.jpg)
御殿山の由来は、徳川歴代将軍が鷹狩りの折に休んだ「品川御殿」があったことに因みます。昔は東京湾を見下ろすことのできた海沿いの高台で、徳川吉宗の時代は多くの花見客が訪れる桜の名所として知られていました。 約2,000坪の広大さを誇る御殿山庭園は、都心にいながらにしてリフレッシュできる緑あふれる空間です。
9. 八ツ山橋 <八ツ山>
![八ツ山橋](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/03/61b2bade53e9284789457554b577c7aa.jpg)
八ッ山は武蔵台地の突端の丘陵で、地名は海岸に突き出た岬が八つあったことに由来します。 八ツ山橋は東海道とJR東海道線を立体交差させるために、明治5年(1872)に架けられた橋で現在のものは4代目となります。日本の映画史に残る名作『ゴジラ』で、ゴジラが上陸の第一歩を印したのは、この八ッ山陸橋でした。
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