ノンアルでゆったり楽しむ夜時間 品川区のおすすめ夜カフェ5店
「なんとなくまだ家に帰りたくないな」と思ったり、食事や飲み会の後に「2軒目に行きたいけど、お酒やしっかりした食事はもういいかな…」と感じたりしたことはありませんか? こんな時にぴったりなのが、ノンアル歓迎で夜でもカフェ利用ができるお店です。今回ご紹介する中にはアルコールを用意しているお店もあるので、飲みたい人とノンアルがいい人が混在している時でも、一緒に楽しめますよ。

1. カフェオレ専門店でゆったりスイーツ二次会、贅沢な締めパフェも 「Cafe au lait Tokyo」(五反田)

「Cafe au lait Tokyo(カフェオレトーキョー)」は、JR五反田駅東口から徒歩2分、にぎやかな有楽街の中にひっそりとたたずむ「カフェオレ専門店」。23時までオープンしています。
コーヒー豆の種類、ミルクの種類と量、甘味の種類と量、トッピングを自由にセレクトし、自分だけのカスタマイズカフェオレを楽しむことができます。

オーナーの清野信廣さんは、オリジナルブレンドを開発するにあたり、コーヒー豆の販売店へ牛乳と砂糖を持参して出向き、その場で即席カフェオレを作りながら選んだというこだわりっぷり!
オリジナルブレンドとミルクの最適な組み合わせをスタッフと飲み比べながら模索していたものの、「ベストなバランスは人それぞれ」という結論に至り、お客さんに選んでもらう方式を思いついたのだそうです。あなたも自分だけのベストな組み合わせを選んでみましょう。

今回はアイスカフェオレ(730円)を注文。オリジナルブレンドのコーヒーに、フォームドミルク多め、甘味なしでオーダーしてみました! エアリーで口当たりのいいフォームドミルクが香ばしいオリジナルブレンドで引き立ち、牛乳本来のミルキーな甘さをはっきりと感じます。
なお、アイスカフェオレには凍らせたカフェオレ氷が入っているので、溶けても味が薄まりません。ゆったり時間をかけて味わうことができますよ。
もう一つ、清野さんがスタッフと相談や試食を重ねながら開発しているという看板メニューは、自家製ティラミスがダイナミックに乗った贅沢パフェ。

今回は人気の「無花果(イチジク)と葡萄(ブドウ)のティラミスパフェ」(2,178円)を注文してみました。コーヒーのリキュール「カルーア」が香るティラミスに、イチジクの上品な甘さが重なる大人な味わい。グラスの下の方にはレモンシャーベットが入っていて、さっぱりと味が締まります。
甘すぎず、重すぎない味わいのパフェだから、一次会でご飯を食べたあとのスイーツにもおすすめ。実際に、五反田周辺で飲んでいる人の二次会利用も多く、20~21時ごろは混み合う場合もあるそうです。

18時以降の店名は「カフェオレトーキョーヨル」。カフェオレやパフェに加え、カルーアミルクをはじめとしたお酒やおつまみ類の提供も始まります。ノンアルでも、アルコールありでも、この隠れ家のような空間なら、まったり過ごせること間違いなしでしょう。
Cafe au lait Tokyo ・住所 東京都品川区東五反田1-13-3 加藤ビル 3F ・営業時間 8:30〜23:00 (L.O 22:15) ※土曜・日曜は8:00開店、金曜・土曜は19:00閉店 ・定休日 不定休 ・URL https://www.instagram.com/cafeaulait.tokyo
2. おひとり様歓迎の夜カフェ&バーで楽しむ和風タコス 「usubane store」(五反田)

JR五反田駅東口から徒歩8分、有楽街を抜けた先の落ち着いた住宅街の中にある「usubane store(ウスバネ ストア)」。水色に光るネオン看板が目印です。営業時間は22時30分まで。
同店は、自由が丘のカフェ&バー「usubane」の2号店として2022年にオープンしました。

2025年から開始した夜営業では昼営業のカフェメニューを一部変更し、ナチュラルワインなどのお酒、自家製クラフトコーラなどのソフトドリンク、1号店で人気の焼きカレーやタコスなどを提供しています。

前職は和食居酒屋で働いていたという、店主の浅川敦朗さん。知見を活かして開発したのは、「和のテイスト×タコス」という意外な組み合わせでした。
「1号店でおつまみとして出しているタコスがおいしくて、2号店では通常の味に加えて和風のタコスも提供してみたいと考えていました。『牛すじのタコス』(500円)は、醤油、みりん、出汁を使い、日本らしさを感じる風味に仕上げています」(浅川さん)

実際に食べてみると、2日間煮込まれたやわらかい牛すじがとろけて、思わず驚いてしまいました! そこにパクチーやキャロットラペが合わさることで、味にまとまりが出てキリッと締まります。
下に敷かれた紫色のトルティーヤは「ブルーコーン」という珍しいトウモロコシ粉でできたもの。普通のトウモロコシ粉よりもっちり香ばしい風味で、抗酸化作用もあるそうですよ。

ドリンクは「usubane特製クラフトコーラ」(720円)を注文してみました。シロップには八角、カルダモン、クローブ、ブラックペッパーなどのスパイスがたっぷり。夜にぴったりな爽快感です。

「usubane store」はおひとり様需要が高く、およそ半数が1人で来るお客さん。ノンアルでゆっくり過ごす人も多いそうです。「まだちょっと帰りたくないなとか、どこかで本でも読みたいなとか……。そんな気分の日の“居場所”でありたいなと願っています」(浅川さん)
ひとりで静かな時間を過ごすもよし、交流を楽しむもよし。なんだか疲れてしまった日には、ほっとひと息つける「usubane store」でリフレッシュしてみませんか?
usubane store ・住所 東京都品川区東五反田3-17-21 ダモビル 1F ・電話番号 03-6456-2742 ・営業時間 11:00~16:00(L.O. 15:30)、18:00~22:30(L.O. 22:00) ・定休日 昼営業:なし、夜営業:月曜日 ・URL https://www.instagram.com/usubane.store_night/
3. カウンセラーの店主が営む「ほどよい自分で居られる」カフェ 「hodoya」(新馬場)

京急本線新馬場駅から徒歩7分、レンガ壁の外観が目を引く建物の1階にあるカフェ「hodoya(ホドヤ)」。2026年6月に、もとはお惣菜屋さんだった場所にオープンしました。平日は22時までの営業です。

運営するのは、ビジネスパーソン向けのカウンセリング事業を展開する「lien合同会社」。店主の矢澤まゆさんは飲食サービスの会社に勤務したのち、カウンセラーの資格を取得して独立、会社を立ち上げました。
なぜカフェを始めたのかと聞くと、「カウンセリングに行くのって、ハードルが高いですよね。悩みごとや、ちょっと誰かに話したいと思ったとき、カフェだったら気軽に来られるんじゃないかと思って」と答えてくれました。

店内は白を基調にした明るく清潔感あふれる空間です。老若男女問わず誰でも入りやすく過ごしやすいナチュラルな雰囲気を目指しているそう。お客さんが描いた絵を壁に展示することも検討しているのだとか。

カフェメニューもアルコール類も、どの時間帯でも注文可能です。人気の「hodoyaプリン」(660円)は、どこか懐かしい硬め食感のプリン。さくらんぼが乗ったビジュアルも可愛らしさ満点です。

ドリンクのおすすめは「コーヒーフロート」(800円)。すっきりとした苦味が爽やかなアイスコーヒーは、横浜の「三本珈琲」の豆を使っているそう。バニラアイスの甘さと溶け合い、贅沢な気分になる一杯です。

子ども連れの家族が夕食をとりに来たり、お茶をしに毎晩訪れる女性がいたり、矢澤さんとのおしゃべりを楽しみに飲みに来る方がいたり、hodoyaに来店するお客さんの過ごし方はさまざまです。
「お店に立つときは、お客さんとの距離感を一番大事にしています。話を聞いてもらいたい人も、一人でゆっくり過ごしたい人も、お客さんにとってそれぞれの居心地のよさを提供できるお店にしたい」と矢澤さん。
「hodoya」という店名は、「ほどほどに」「ほどよい」などに由来しています。ここに来ればほっとできてほどよく居られる、いつでも温かく迎えてもらえる、街のオアシスのようなお店です。
hodoya ・住所 東京都品川区南品川1-8-5 ・電話番号 03-6433-2262 ・営業時間 火曜~金曜 11:30~22:00 土曜・祝日 9:00~17:00 ・定休日 日曜、月曜 ・URL https://www.instagram.com/hodoya0501/
4. バリスタが淹れるドリップコーヒーで夜の心地良いひとときを 「Goat’s Fields Cafe」(大井町)

JR大井町駅から徒歩5分、駅から延びる大井町駅前中央通り(どんたく通り)沿いに位置する「Goat’s Fields Cafe(ゴーツ フィールズ カフェ)」。21時までのオープンです。
2025年9月まで「hinata cafe(ヒナタ カフェ)」として営業し、同年10月にコーヒーとオムライスがおすすめのお店としてリニューアルしました。

店内は茶色を基調とした温かみのある空間です。提供するメニューやレトロな食器に雰囲気を合わせるため、壁色を黄色から茶色に変えたのだとか。
カウンターだけでなくテーブル席もあり、1人でも複数人でも利用しやすそうです。

コーヒーは、バリスタが一投ずつ丁寧にハンドドリップで淹れています。今回いただいたのは「エチオピア イルガチェフェ ハルスケ」(950円)という浅煎りのコーヒー。カシスやピーチの芳醇な香りが鼻を抜ける、味わい深い一杯でした。
「浅煎りのコーヒーは、爽やかな酸味とフルーティーな余韻を楽しめます。果実の良質な酸味を味わってもらいたいですね」とバリスタの松崎碧さん。

コーヒーの提供時には、農園の情報や飲んだ時に感じる香りなど、コーヒー豆の情報が書かれたカードもお客さんに渡しています。
店長でバリスタの松崎優也さんは「コーヒーはその年に収穫された生豆を常時6〜8種類用意しています。ぜひお気に入りを見つけてみてください」とほほ笑みます。

コーヒーと合わせて注文したいスイーツも用意しています。こちらの「バスクチーズケーキ」(750円)はフォークがスッと入る柔らかさで、口の中でとろりと溶ける味わい。表面にはアクセントとして塩が振られており、クセになる甘じょっぱさです。

「コーヒーだけでなくデザートやフードも美味しいお店が好きで、そんなお店にできていると自負しています。お客さんにもそう思ってもらえるよう、今後もスキルを磨いていきます」(優也さん)
ご夫婦である優也さん・碧さんの温かい接客とおいしいハンドドリップコーヒーで、心地良い時間を過ごせる同店。もちろん、オムライスも絶品ですよ!
Goat’s Fields Cafe ・住所 東京都品川区大井1-21-13 ・電話番号 03-5718-0618 ・営業時間 11:30~21:00(L.O 20:00) ・URL https://www.instagram.com/goats_fields/
5. 商店街の端にたたずむ、書店跡の小さなカフェ 「昼月」(戸越銀座)

戸越銀座商店街の端にある小さなカフェ「昼月MIDDAY MOON CAFE(ひるつき ミッディームーンカフェ)」。23時まで営業しています。
東急池上線・戸越銀座駅から武蔵小山方面に歩いて5分ほど、東急目黒線・武蔵小山駅からは徒歩12分ほどで到着します。この場所で33年間営業した「小川書店」跡を改装し、2025年にオープンしました。

店内にはテーブル席、カウンター席のほか、小さな子もくつろぎやすいソファ席がならびます。屋外テラス席はペット同伴もOKです。
店主の浜辺さんは「バーやカフェ、スナックという枠に当てはまらない、あいまいな存在のお店があったらいいなと以前から思っていました。夜にひとりで静かにコーヒーを飲みたい日もあれば、昼から仲間とお酒を飲んで楽しみたい日もあるはず。お客さんがその日の気分に合わせて、自由に過ごせるお店にしたいです」と話します。

ドリンクやフードは、夜も昼も同じメニューを注文可能です。フロートは「懐かしのクリームソーダ」、「ジンジャーエールフロート」、「コーラのひんやりフロート」(以上750円)のほか、季節に合わせて新しいメニューが登場することも。今回は、夏季限定の「スイカのフロート」と「ラムネのフロート」(以上750円)をいただきました。
「スイカのフロート」は、みずみずしいスイカの味わいとまろやかなバニラアイスの組み合わせが抜群。「ラムネのフロート」は、昔ながらのラムネを思わせる優しく爽やかな口当たりで、淡いブルーの色合いが目にも涼やかです。
デザートはバスクチーズケーキ(800円)、「昼月のアフォガード」(650円)、3種類の「ご褒美アイスクリーム」(各450円)など。テイクアウトも可能です。

店内には、小川書店が描かれたスケッチ画を飾っています。これは同書店からいただいたものだそう。
「昔から続いてきた本屋の名残りや記憶を大切に残しながら、新しい世代にも親しまれるお店作りを目指しています。今後もさまざま挑戦を通してエリアの垣根を超え、戸越銀座と武蔵小山を繋ぐ存在になれたらうれしいです」と浜辺さん。

戸越銀座と武蔵小山の境に位置し、業態もきっちりとは定めていない同店。どんな時間帯でも、どんな過ごし方をしたい時でも、そっと寄り添ってくれそうです。
昼月MIDDAY MOON CAFE ・住所 東京都品川区平塚3-2-17 ストーク武蔵小山104 ・電話番号 050-7109-4630 ・営業時間 12:00〜23:00 ・定休日 水曜 ・URL https://www.instagram.com/middaymooncafe/ ・古書店「小川書店」は、戸越・宮前商店街に移転オープンしました。(新住所:戸越4-2-8 )公式Xはこちら
誰かとおしゃべりしたり、1人で気ままに過ごしたり。夜の時間を心地良く過ごせる場所を見つけたら、毎日がちょっと楽しくなりそうです。ぜひ、お気に入りのお店を見つけてみてください。
※記事中の店舗情報は2026年8月の内容です。店舗の営業時間、提供内容は変更となる場合がありますのでご了承ください。
取材・文 安光あずみ(Cafe au lait Tokyo、usubane store) 並木江梨加(hodoya) 梶原たくま(Goat’s Fields Cafe) アベユヅキ(昼月)
編集 ノオト
<関連記事> ゆったりできるおしゃれ空間!品川区の喫茶店5選 https://shinagawa-kanko.or.jp/featured/kissaten/ 東急大井町線でふらりと沿線飲み歩き https://shinagawa-kanko.or.jp/featured/oimachi-line/ 東京・品川区内のおいしいアイス・ジェラート https://shinagawa-kanko.or.jp/featured/gelato/





