寒い冬にはあったかお鍋!品川で食べる 一味違う鍋料理5選
寒くなってくると食べたくなるのがお鍋。この冬ぜひ行きたい、こだわりの鍋料理がいただけるお店を紹介します。(2018.12.2)
1. さっぱりコク旨!トマト味噌の牛なべ「目黒の和食 さとう」(目黒)
![web750532 さとう(2)](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/6b7bb724f8432a533029466dc64decb0.jpg)
トマトと味噌の組み合わせと聞いて、どんなイメージが湧きますか。濃厚? 酸味? 実はとってもさっぱりした味になるんです。
割烹料理店で修業したシェフの佐藤淳一さんが、和食でよく作られる季節野菜の味噌から発想を得て生み出したトマト味噌。A4ランク以上の黒毛和牛をこのトマト味噌でいただく贅沢なお鍋です。
![鍋特集2](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/c39646f4339f9a5a66411f3583c8629f.jpg)
「トマト味噌の牛なべ」(2,800円)は食べ方も少し独特。まず鍋中央の味噌は崩さないまま、肉にさっと火が通します。その後、味噌を肉に載せて、手元の溶き卵にくぐらせていただきます。
![鍋特集3](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/3a9904315aa66dc732214a8f1db48428.jpg)
「一番おいしい食べ方なので、初めてのお客様には食べ方をご案内しています。西京味噌をベースにしているので、コクがあるのにさっぱりとした酸味が、脂の後味をキレのある味わいにしてくれます」と佐藤さん。
![web750532 さとう(6)](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/8128c25312a08cafc491642eef2ceb6f.jpg)
トマト味噌を柔らかくとろけるお肉に添えていただくと、薄味の割り下と肉の旨味がぐっと引き立ちます。
「目黒の和食 さとう」では、鍋以外にも和食をベースにした旬の食材の創作料理が豊富。希少な部位を使った「いわて短角牛ひれ肉の炭火焼き」(3,380円)のほか、冬はあんこうなどもメニューに加わります。お酒のおつまみに「梨と巨峰の白和え」(780円、以上税抜)も人気の一品です。
![web750532 さとう(1)](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/76ad2e341f7b0a9fed379058ef2414e6.jpg)
美味しいお鍋と創作和食が楽しめるお店。会食や大切な人とのお食事におすすめです。
目黒の和食 さとう ・住所 東京都品川区上大崎2-13-26 メイプルトップビルB1 ・電話番号 03-6450-2555 ・営業時間/定休日 11:30~14:00(L.O.13:30) 17:30~23:00(L.O.21:30)/日曜定休
2. 医食同源!体が整う薬膳鍋「薬膳レストラン10ZEN」(品川)
![鍋特集6](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/c90bc6eb51f6acf9ac5561725752f1de.jpg)
食べ物で体の調子を整え冬の寒さを乗り切るなら、この薬膳鍋。
漢方を五感で体験できる「ニホンドウ漢方ミュージアム」内にある「薬膳レストラン10ZEN」は、その名の通り薬膳料理を手軽に楽しめるレストランです。
![鍋特集7](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/15a589589bbcf3b819dce14879da3b8d.jpg)
薬膳と聞くとなんだか難しそうに感じますが、実は日常的に口にしている食べ物も、薬膳と深い関わりがあるのだそう。
「薬膳は決してかしこまった難しいものではないんです」と広報の鈴木咲絵さん。「日頃目にしている食べ物にも、体を整える様々な働きがあるんですよ」
![鍋特集8](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/7dbce1c5340d328e33717d7e3af591af.jpg)
「まずは、タイプチェックシートを記入してみてください。どういった食材を食べて補えばいいのかが分かりますよ」
なんだか体が重い、スッキリしたいという人におすすめなのが、2種類のスープで楽しむお鍋のコース「ディナー・デトックスコース」(5,500円/1人前)。
![鍋特集9](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/c1efaefc2febc79e087ea98e7f975459.jpg)
烏骨鶏に玉ねぎやにんにく、しょうがといった体を温める素材を使った塩スープと、烏骨鶏スープをベースに辛味噌や朝鮮人参、八角、シナモンなどを加えた赤辛スープの両方を楽しめます。
![鍋特集10](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/a189ee9d493127b5ffe27a4533864fd9.jpg)
元気を補う野菜を盛り合わせた滋養盛りと白金豚やラム、ホタテ、湯葉、豆腐と具材も豊富! 薬膳では、湯葉や豆腐などの白い食材はうるおいを与えると考えるそう。冬の乾燥対策にぴったりですね。
![鍋特集11](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/88ff6186ffd443a8dec63f7bcb8ffd8c.jpg)
必要なものを摂ることで、お腹も心も充分に満足できるコースです。体の中からじんわり温まる薬膳鍋で、デトックスして寒い冬を乗り切りましょう。
薬膳レストラン10ZEN(ニホンドウ漢方ミュージアム) ・住所 東京都港区高輪3-25-29 ・電話番号 03-6277-0146 ・営業時間 【ランチ】11:30~15:00(L.O.14:30) 【ディナー】平日18:00~22:45(最終受付 21:15)、土日祝17:00~22:00(最終受付 20:30)
3. おいしい鶏肉をお腹いっぱい! 鶏水炊き鍋「シリウス」(大井町)
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鶏料理専門店で、大山鶏を使ったコラーゲンたっぷりのお鍋はいかがでしょう?
「鶏料理 水炊き シリウス」は、店長の古川誠さんが「鶏肉が大好物」という理由で鶏専門にしているお店。こだわりがたっぷりの鶏肉は、15年以上のお付き合いがある卸業者から仕入れているのだそう。
![鍋特集13](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/b035c37307ecd32b240964d68cc01a4d.jpg)
そんな鶏肉をたっぷりと使った「鶏水炊き鍋」(1,100円/1人前)は、鶏肉の出汁がぎゅっと詰まったシンプルな塩味のコラーゲン鍋。
元気よく走り回って育った地養鶏の鶏もも肉は、びっくりするほど赤みが強く、煮込んでも固くなりません。もっちりとした歯ごたえとジューシーな肉汁が楽しめ、噛めば噛むほど味わい深くなります。
![鍋特集14](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/052247ba564943ec313b3cb93a45974e.jpg)
途中からお皿にポン酢を加えると、また少し違った味わいに。しっかり煮込んだキャベツと長ネギの甘みとコクが加わって最後まで飽きさせません。
さらに締めとして製麺所から取り寄せているというコシの強い「中華麺」(300円)を合わせると、最後の一滴までおいしくいただけますよ。
濃厚な塩スープなのにしつこさがまったくないので、豊富な鶏メニューの締めによし、鍋を食事の真ん中に据えて食べるもよし。焼酎は40種類以上置かれているので、じっくり腰を据えてお鍋を囲んで飲むのも最高です。
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「鶏水炊き鍋」と「白レバーの炙り焼き」を含むお食事7品に、3時間の飲み放題がセットになったコースは5,000円とリーズナブル。あったかいお鍋と焼酎で、お腹いっぱい体も温まりましょう!
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鶏料理 水炊きシリウス ・住所 東京都品川区二葉1-17-20 ピアセイコー B1F ・電話番号 03-3781-0363 ・営業時間/定休日 火曜~土曜、祝前日18:00~翌2:30(L.O.翌2:00) 日曜・祝日18:00~24:00(L.O. 23:00) 月曜定休
4. 食欲そそる力士味噌!ちゃんこ「晴海」(荏原町)
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冬の定番鍋の一つ、ちゃんこ鍋。荏原町駅と中延駅のどちらからも歩いてすぐの「晴海」では、とってもおいしいちゃんこ鍋が食べられます。
![web750532 晴海(2)](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/1678930aed5edf034ed1d6c44f4e7662.jpg)
「お相撲さんが食べるお鍋で、高カロリーなんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、実はちゃんこ鍋はとってもヘルシー。たっぷりのお野菜と魚介、お肉で、素材のおいしさを凝縮しているんです。
晴海の「ちゃんこ鍋」(2,200円)は、ちゃんこ屋で10年修業した店主 三保晴巳さんの熟練の味です。
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毎日、三保さんが豊洲を回って仕入れる魚介は鮮度抜群。サイドメニューも豊富で「刺盛 おまかせ」(2,800円~)はもちろん、煮付けや焼き物、天ぷらなど多彩なラインナップです。
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「うちはサイドメニューをたくさん用意しているので、お客様もいろいろと頼んでから最後にお鍋を楽しむ方が多いですね。食材も豊洲で直接見て、仕入れて、いいものをお出ししています。自由に楽しんで食べてもらうのが一番です」中にはお鍋にたどり着く前にお腹いっぱいになり、満足してしまうお客さんもいるのだそう。
「『居酒屋』だと飲めない人は入りにくいんですが、鍋だと食事がメインになるでしょう。だから、飲める人もそうでない人も気軽に楽しんでいただけます」
中延や荏原町の駅が近いこともあり、地元以外のお客様も多いという同店。有名人がお忍びで食べに来ることもあるんだとか。
![鍋特集22](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/cf4e874c3b93ca83f05c6a99485d69c4.jpg)
味噌ベースに胡麻やにんにく、みりんを加えた力士味噌は、冬の冷えた体には抜群!おいしい魚介とちゃんこを食べるならイチオシのお店です。
ちゃんこ 晴海 ・住所 東京都品川区中延5-4-11 原田ビル 1F ・電話番号 03-3787-0141 ・営業時間/定休日 17:00~24:00(L.O. 23:00) 木曜定休
5. とことんハマグリ、海鮮の滋味!ハマグリ鍋「貝々味海」(五反田)
![鍋特集23](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/5ecdebc1ac7a5506f7a5f475488e6218.jpg)
魚介のおいしさを堪能できる「ハマグリ鍋」で、体の奥から温まりませんか?
「貝々味海(かいかいみかい)」は、焼きハマグリをはじめとする新鮮な魚介類が自慢のお店。五反田駅から徒歩3分。高架下に作られた五反田桜小路の入り口に店を構えます。
![鍋特集25](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/195eba7a9fdcbf6eb4f5a7026b757743.jpg)
「ハマグリ鍋」(1,680円/1人前)は、ハマグリとお野菜を魚介出汁でいただく贅沢なお鍋。豊洲から毎日仕入れるぷりっとしたハマグリは、抜群の鮮度で食べはじめると止まりません。焼きハマグリとはまた違った味わいが楽しめます。
![鍋特集24](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/c245e9e948eb30733180cfc1205c9f18.jpg)
タウリンたっぷりのハマグリは、疲労回復にはもってこい。1個140円で追加できるので、お腹いっぱいハマグリを食べられますよ!
![鍋特集27](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/7d706611b6fb1e6f43f2d1a9ab0d2be41.jpg)
締めには、ハマグリ出汁がたっぷり出たお鍋に、うどんか雑炊(1人前400円)を加えて最後まで海鮮の滋味を味わいましょう。
魚介に合う銘柄を選んで集められた33種類の日本酒も魅力的。日本酒をベースにした「貝々レモンサワー」など、オリジナルのカクテルも貝との相性抜群です。
「ハマグリ鍋」と「刺身盛り」「串揚げ8種盛り」の料理に120分飲み放題が付いたコースは4,500円(以上税抜き)で食べごたえも充分。
![web750532 貝貝味味(1)](https://shinagawa-kanko.or.jp/wp-content/uploads/2018/11/615f944425e8ba987ac920e411f511b0.jpg)
年末の忙しさで溜まった疲れをはまぐりで吹き飛ばしませんか。
貝々味海 ・住所 東京都品川区西五反田1-12-1 ・電話番号 03-6417-4478 ・営業時間/定休日 月曜~土曜、祝前日 18:00~24:00(L.O.23:30) 日曜・祝日定休 ※鍋の注文は2人前から
気になるお店は見つかりましたか? 一味違った鍋を囲んで、体も心もポカポカになりましょう。
取材・文:猪飼綾 撮影・編集:松尾奈々絵(ノオト)
(掲載情報は2018.12.2公開時の情報です)