東海道品川宿~街道の史跡としながわみやげ名店めぐり~
京急線 北品川駅
1. 土蔵相模跡
旧東海道に面した飯売旅籠屋「相模屋」は、外装が海鼠(なまこ)塀の土蔵造りだったことで、通称「土蔵相模」と呼ばれていました。高杉晋作や伊藤博文ら幕末の志士たちが密儀を行った場所として知られています。 建物は昭和初期までありましたが、現在では一階にコンビニエンスストアが入ったマンションとなっています。
詳細を見る2. 品川浦船溜まり
品川浦はかつて豊富な水揚げを誇る、海苔の主要産地でした。屋形船、釣り船が舳先を並べる船溜まりからは、昔ながらの古い家並みと品川駅周辺の高層ビル群のコントラストが楽しめます。
詳細を見る3. 鯨塚・利田神社
江戸を驚かせた三大動物の一つ「寛政の鯨」の骨を埋めた上に建てられた供養碑。 寛政10年、品川沖に現れた大鯨を品川の漁師たちが捕獲し、江戸中の話題になりました。鯨塚碑の正面には谷素外の俳句「江戸に鳴る 冥加やたかし なつ鯨」が刻まれています。東京に現存する唯一の鯨碑です。
詳細を見る4. せんべい処あきおか「品川巻」
明治28年創業の煎餅・あられの老舗。細長いあられに海苔を巻いた『品川巻』は品川宿を代表するお土産。口に入れるとふわっと磯の香りが広がります。良質の国産米を使用し、丁寧に手作りされた味わいです。
詳細を見る5. 一心寺
安政2年(1855)創建、真言宗智山派のお寺です。ご本尊は成田山の分身である不動明王。古くから延命と商売繁盛の寺として信仰を集めています。毎月28日が縁日で、その日は素焼きの皿(ほうろく)を裏返しにして頭に載せて灸をすえる「ほうろく灸」が体験できます。
詳細を見る6. 一福桃「どら焼き」「かりがね茶」
手作りの和菓子と日本茶を提供するカフェです。看板商品の「福かさね」は、銅板手焼きのどら焼き。北海道産の大納言小豆を使ったつぶあん・こしあんの定番のほかに、お芋・ゆず・桃など、月替わりの限定あんも人気です。美味しい日本茶と一緒にどうぞ。
詳細を見る7. 養願寺
「しながわの虚空蔵さま」と呼ばれる虚空蔵菩薩を本尊とする天台宗寺院。本堂には江戸時代の不動三尊像や布袋尊などが安置されています。
詳細を見る8. 虚空蔵横丁
旧東海道から北馬場通りへ抜ける虚空蔵横丁には煉瓦塀が残っています。趣きのある情景は映画やドラマのロケ地にもなりました。この辺りの路地にはまだ井戸がいくつか残っており、懐かしさ漂うエリアです。
9. 王将せんべい「王将堅焼」
将棋の駒形堅焼きせんべいが名物の「王将せんべい」。品川神社の門前で50年以上、創業以来変わらぬ味を大切にしています。特選醤油で1枚ずつ丁寧に焼き上げられたおせんべいは、さっぱりとした味わい。5種(堅焼・海苔・ごま・青のり・うす焼き)の王将シリーズに加え、ざらめや唐辛子、黒豆せんべいなど種類も豊富に揃います。
詳細を見る10. 品川神社
文治3年(1187)創建の品川神社には、都内でも珍しい富士塚や金運のパワースポットとして知られる阿那稲荷神社があります。阿那稲荷神社下社にある「一粒万倍の御神水」でお金を洗い、門前の商店街でお金を使うと、後に万倍となって戻ってくるとか。
詳細を見る11. 品川宿交流館 本宿お休み処
東海道沿いに建つ品川宿交流館。1階の観光コーナーにはまち歩きパンフレットやデジタルサイネージが設置され、2階には品川宿の歴史や文化をテーマとした展示室も。併設の駄菓子屋「またあした」には地元の子どもたちが毎日のように訪れます。
詳細を見る12. 品川菓匠 孝庵「しながわ満月」
目黒川に掛かる品川橋のほど近く、旧東海道の北品川商店街沿いの洋菓子店。看板商品『宿場ロール』や旬の素材を活かした季節限定のお菓子など、常時40種類以上のお菓子が並びます。縁起の良い満月をモチーフにしたレモン風味の焼菓子『しながわ満月』は、しながわみやげコンペティション2015で最優秀賞に輝いた逸品です。
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